金沢もFC大阪も前節の90分勝利で3勝3敗(PK勝ちとPK負け1試合ずつ含む)と五分の星に戻しているが、決して簡単ではない試合を勝ち切っている。
金沢は富山と対戦し、前半終了間際に相手が1人退場。ただ、「数的優位になると『いつか点が入るだろう』という雰囲気が生じるのがサッカーの常」と危機感も抱いたという辻田 真輝監督はハーフタイムに「後半の5分までに点を取りなさい」と指示。その言葉どおり後半開始早々にリードを奪うと、富山のカウンターとセットプレーにも得点を許すことなく、2-0の勝利を収めている。
FC大阪は愛媛と対戦。開始5分に木匠 貴大がクロスバー直撃のシュートを放つなど、「立ち上がりの15分、20分は非常に良かった」と藪田 光教監督。それでも「こういう良いゲームをしているとき、後半にポンと失点をして負けてしまうこともある」という危惧もあったと話す。しかしそこで崩れることはなく、終盤の80分にセットプレーから山下 諒時のゴールで先制。愛媛の12本のシュートをすべて防ぎ、リードを守り切って勝利をつかんだ。
「しっかり2点目を取り、失点せずに終えられて次への良い流れができた」と辻田 真輝監督が言えば、藪田 光教監督も同様に「3試合連続で無失点に抑えられているので、次も無失点に抑えられるようにしたい」と手ごたえを得て臨む一戦。白星を先行させるのはどちらのチームか。
[ 文:村田 亘 ]
