栃木SCは直近の第9節、アウェイで湘南と対戦し、1-1で90分が終了。PK戦の末に敗れたが、格上相手から勝点1を獲得した。
90分間の戦いで見ると、ここ3試合は2勝1分とチーム状態は向上中。直近の試合もグループ上位の湘南に対して主導権を握って先制するなど、終始相手ゴールを脅かす戦いを演じることができた。キャプテンの柳 育崇も「自分たちの走力や強度を出せているし、湘南さん相手にあそこまでできたことは自信になる」と口にする。
そうした右肩上がりの状態で今節対峙するのは八戸。昨季のJ3でシーズンダブルを喫した相手だ。ただ、柳 育崇は「いまの僕らの武器を出せれば、十分に勝機はある」と見据える。昨季の悔しさを胸に、勝利という結果でリベンジできるか。
一方、アウェイに乗り込む八戸は直近の第9節、ホームで行われた山形戦を0-2で落とし、これで7試合勝利なしとなった。ただ、7試合勝利がないとはいえ、チーム状態は悲観するものではない。山形戦も攻勢をかけながら決定機をモノにできず、黒星を喫することになった。中野 誠也は「最後のクオリティーが大事。日頃からもっとやらないといけない」と反省の弁を口にした。
5日に直近の試合を行った八戸にとって、今節は中2日のアウェイゲーム。移籍後初となる古巣戦を迎える平松 航は決意を口にする。
「(PK負けを含めて)連敗中で(グループ)最下位という現状なので、どうにか勝点3を取って、この状況をこじ開けられるような連戦にしていきたい」 総力戦で戦い抜き、苦しい状況を脱したいところだ。
[ 文:鈴木 康浩 ]

