長野は前節、アウェイで藤枝に2-0と完封勝ち。小林 伸二新監督を迎えた中で、9試合目にして今季初勝利を飾った。
前節、システムは[4-4-2]のままで、メンバー変更も直近の試合から2人のみ。ハイプレス志向も含めて前体制の戦い方を踏襲しつつ、変わったのは守備の意識だ。[3-4-2-1]の藤枝に対してミスマッチがありながらも、チャレンジ&カバーやクロス対応を徹底して無失点に抑えた。
ボールを保持される中でも堅く守りつつ、2得点はカウンターから。攻撃には課題が残るものの、守備の意識改革が成功体験につながった。小林 伸二監督は「われわれにとってこの1勝はすごく大きい。おごることなく毎日の練習をきっちりとやれば、また変化があるんじゃないか」と期待を込める。
対する磐田も、前節はホームで甲府に1-0と完封勝ち。今季初の90分での勝利をつかんだ。
システムを[4-4-2]から3バックに変えての2試合目。18分に先制すると、後半は押し込まれる展開が続きながらも、[5-4-1]のブロックで粘り強く耐えた。明治安田J2・J3百年構想EAST-Bグループワーストの得点数となっている攻撃面には引き続き課題が残るものの、コンパクトな守備には一定の成果が見える。
互いに前半戦の最後に明るい兆しをつかみ、巻き返しの後半戦へ向かう。開幕戦では90分を0-0で終えて、PK戦の末に磐田が勝利を収めた。今回は90分で決着がつくのか。
[ 文:田中 紘夢 ]

