後半戦に入った明治安田J2・J3百年構想リーグ。WEST-Bグループでは、首位の宮崎を2位の鹿児島が追う構図となっているが、3位争いは混戦。地域リーグラウンド第11節、熊本市のえがお健康スタジアムでは6位の熊本が勝点差2の3位・鳥栖を迎え撃つ。
2週続けてのホーム戦となる熊本は、宮崎を迎えた前節、シュート4本で無得点に終わったばかりか、5失点を喫して大敗。今季初めての複数失点となった。開幕からゴールマウスを守ってきたGK
佐藤 史騎は、「まず戦うところが大事だが、後ろから見ていてもすべてにおいて本当に負けていたし、一人ひとりの自覚が足りない」と述べ、片野坂 知宏監督も「これを越えていかなければJ2復帰はできない」と断じた。
まずは気持ちを切り替えて、戦う姿勢やゴールに向かう推進力を表現することが求められるが、攻守両面で局面におけるクオリティーにもこだわらなくてはならない。
対する鳥栖は前節、北九州と対戦。終始ゲームをコントロールし、1-0で勝利。4つ目の90分勝利を挙げて戦績を五分に戻した。とはいえ、内容的には圧倒した上、積極的なミドルシュートも含めて18本のシュートを放ちながら、
鈴木 大馳が前半に挙げた1ゴールにとどまったことは課題。小菊 昭雄監督も「前進のところは非常に良かったが、最後のところの質は改善しなければいけないと痛感するゲームになった」と指摘した。より勢いをつけるためにも、決め切る部分を改善させていきたい。
ホームの熊本にとっては、2016年に発生した熊本地震から10年の節目にあたるゲーム。結果をつかみ、ホームタウンに明るい話題を届けられるか。
[ 文:井芹 貴志]