5連戦の4試合目、山形と群馬が対戦する。ともに前節から中2日。各選手のコンディションにも細心の注意を払いながら、総力戦の中、新たなパワーの台頭もチーム力に加えられるか。
山形はホーム3連戦の2試合目、スケジュール面でのアドバンテージも生かして臨む。連戦に入り、仙台、秋田に無得点で敗れ、ダメージを負ったまま迎えた前節・栃木SC戦は2-2で突入したPK戦を制した。2得点を奪うことはできたが、連動した守備が機能しないケースが目立ち、2失点を喫したほか、クロスバーに二度当てられるなど、もう1失点してもおかしくない状況でなんとかしのぎ切った。今節はCB
西村 慧祐の出場停止が明けるが、11人のイメージを合わせた守備で安定した試合運びができるのかがカギになる。
群馬は前節・八戸戦は1-0で勝利。明治安田J2・J3百年構想リーグでは初のクリーンシートを達成した。J2・J3百年構想EAST-Aグループ地域リーグラウンド第11節・湘南戦を2-1、第12節・横浜FC戦を3-1と、昨季のJ1勢を破って挑んだ首位・仙台との前々節は、前半に先制したものの後半に3失点を喫してねじ伏せられたが、そこから中3日でリバウンドメンタリティーを示している。この2試合は
大畑 隆也がセットプレーからともにゴールをマーク。今節もセットプレーを含めた得点に期待がかかる。
前回対戦の第3節は、1-1で90分を終え、山形がPK戦スコア6-5で勝利した。ただし、90分の内容では群馬のビルドアップが山形の守備を凌駕。試合後、沖田 優監督は「キックオフから試合終盤まで、自信に満ちあふれたプレーで内容も素晴らしいものだった」と語っている。山形が課題とする守備が勝るか、群馬のビルドアップが勝るか。今節もフタを開けてみなければ分からない一戦になる。
[ 文:佐藤 円 ]