昨季ともにJ2降格を経験した湘南と横浜FCが激突。8月に開幕する2026/27シーズンに向けても、お互いに負けられない一戦となる。
湘南を率いる長澤 徹監督は、明治安田J2・J3百年構想リーグ開幕当初から「試すことはやらない。この大会はちゃんと上を目指すと言い切っているので」と宣言。ただ、地域リーグラウンド前半戦こそ順調に勝星を重ねたが、ここに来て苦戦を強いられている。EAST-Aグループ第11節・群馬戦、前々節・栃木C戦はともにホームで敗れ、アウェイで戦った第12節・相模原戦、第13節・栃木SC戦はPK戦での勝利に甘んじた。前節・八戸戦は待望の勝点3を手にしたが、首位・仙台を勝点7差で追いかける中、今節も90分での勝利が必須だ。
対する横浜FCは、5月に入り90分での勝利がない。前節・栃木C戦はPK戦を制したが、須藤 大輔監督は「あれだけのチャンスがあれば3-0、4-0にしなければいけない前半だった」と悔やみ、「次節は90分で勝ちを手繰り寄せられるように、短い期間ですが準備をしていきたい」と焦点を定めた。
両者が90分での勝利にこだわる背景について、湘南の
小野瀬 康介の言葉を借りれば「いまだからPK勝ちというのがあるけれど、(通常のリーグになれば)勝点1」。この現実を受け止め、勝ち切る力をつけなければ、最短でのJ1復帰は見えてこない。
湘南は第9節・栃木SC戦以降、1試合あたりのゴール数が『1』にとどまり、複数得点を記録することができていない。
山田 寛人や
渡邊 啓吾、前節は出番のなかった
石井 久継など前線の選手たちの躍動が欠かせない。
対する横浜FCは15試合を終えて27失点。ここ2試合はいずれも複数失点を喫しており、守備面での課題克服が待たれる。
勝点3を手にしてラストスパートをかけるチームはどちらになろうか。試合は5月10日、14時にレモンガススタジアム平塚でキックオフを迎える。
[ 文:河合 萌花 ]