新潟は前節、金沢と対戦。1-1で90分を終え、PK戦で敗れた。相手を上回る17本のシュートを放ったが、1ゴールのみにとどまった。ここ3試合はシュート数を2ケタに乗せており、カウンター、ビルドアップからの崩しと、状況に応じた攻撃で決定的なチャンスも作れている。あとはチャンスをゴールに結びつける数を増やしていきたい。
11日、チーム最多の5得点を挙げているマテウス モラエスの負傷が発表された。小野 裕二も長期離脱しているだけに、前述の2名を除くとチーム唯一のFW登録選手である若月 大和への期待がかかる。「ホームで5試合負けていないですし、絶対に勝てるという自信もある。その中で、自分がゴールやアシストを記録して勝ちたい」(若月 大和)と、ホーム6連勝(PK戦勝ちも含む)に向けて活躍を誓う。
奈良は前節、徳島と対戦して2-1の勝利。いずれの得点も、ゴール前ではじかれても波状攻撃で押し込んだものだった。
新潟の藤原 奏哉は、奈良について「前節、徳島に勝っている。順位は下のチームですけど、油断はできない」と、引き締めて臨む姿勢を示した。
デンカSのピッチが、奈良の得意とするパスワークをさらに引き出す可能性もある。それに対して、新潟の強みであるショートカウンターが決まるかどうか。お互いの強みをぶつけ合う、好ゲームの予感が漂う。
[ 文:野本 桂子 ]

