2月に開幕した明治安田J2・J3百年構想リーグ地域リーグラウンドの戦いも今節が最終節。駅前不動産スタジアムではWEST-Bグループ2位の鳥栖と10位の琉球が対戦する。
最終順位がまだ確定していない両者。鳥栖は2位から4位まで変動の可能性を残している。ただ、今節90分で勝利すれば、3位・鹿児島、4位・山口の結果に関係なく2位が確定する。PK戦勝利の場合は鹿児島と勝点で並ぶ可能性があるが、得失点差で大きくリードしていることから2位を維持できる可能性は極めて高い。90分で敗れた場合は勝点で鹿児島に抜かれる可能性、山口に並ばれる可能性があるものの、このケースでも山口に対しては得失点差で大きくリードしているため、3位以上で終えられる可能性が高い。実質的には2位あるいは3位のどちらになるかといった状況だ。
対する琉球は9位・北九州と勝点で並んでおり、得失点差もわずかに『1』。ともに勝利を収めたケースを想定すると、最下位をまぬがれるためには、より多くの得点が必要。今節はアグレッシブな姿勢が求められる。
両者の前回対戦は開幕戦。鳥栖が先制しながら琉球が2点を奪って逆転に成功。しかし、鳥栖が終盤に追いつき、PK戦の末に琉球が制した。それから約3カ月半を経ての再戦となるが、ともに当時と比べてチームとしての練度が高まり、選手個々の成長も見られている。鳥栖がホームでリベンジを果たして2位を確定させるのか。それとも、琉球がシーズンダブルを果たした上で順位を上げることができるのか。地域リーグラウンドの順位が確定する最終節、互いの勝利への思いがぶつかり合う好ゲームを期待したい。
[ 文:杉山 文宣 ]