プレーオフ第1戦で奈良がホームに迎えるのは、WEST-Bグループ7位の大分。両者が公式戦で顔を合わせるのはこれが初めてとなる。
奈良はホームで行われた直近の地域リーグラウンド第18節で富山と対戦。キックオフからわずか30秒ほどで決まった國武 勇斗の先制点に始まり、田村 翔太のハットトリック、生駒 稀生のゴールで計5得点を挙げ、5-1で快勝を収めた。
J2・J3百年構想WEST-Aグループの得点王となった奈良の田村 翔太は、J1百年構想リーグも含めた得点ランクで、2位に3ゴール差をつけた単独首位に躍り出た。現状、地域リーグラウンドとプレーオフラウンドの合計で最も得点を挙げた選手に与えられる釜本邦茂賞の最有力候補となっている。残り2試合で、さらにゴールを重ねられるか。
対する大分はアウェイで行われた直近の第18節・鳥取戦で、0-0のまま90分を終え、3-5でPK戦負け。第15節・鹿児島戦で勝利を収めたあと、3連敗で地域リーグラウンドを終えることとなった。
茂 平にとっては、この試合は古巣戦となる。2016年、立命館大から奈良に加入。JFLで戦っていた2016年のチーム年間通算順位は10位だったものの、得点ランク4位につける15得点を挙げた茂 平はJFLベストイレブンと新人王を受賞。翌年、Jリーグの舞台へと羽ばたいていった。今回出場があれば移籍後初対戦となり、10年ぶりに奈良のピッチを踏むこととなる。
ロートフィールド奈良での初対戦の軍配は、果たしてどちらに上がるか。
[ 文:前田 カオリ ]


