明治安田J2・J3百年構想プレーオフラウンド、25-28位を争うグループ7位同士の第1戦。EAST-Aグループの山形とEAST-Bグループの松本は、2021年以来の対戦となる。今季就任した松本・石﨑 信弘監督は山形で指揮を執った時期が長く、2014年にはJ1昇格プレーオフからJ1昇格に導いている。高橋 健二ヘッドコーチもその当時のコーチで、山形一筋13年の現役生活で“ミスターモンテディオ”と呼ばれたほどの選手。その2人が今回は古巣・山形の前に立ちはだかる。
山形は地域リーグラウンドでは開幕3連勝(うち1試合はPK戦での勝利)後、5連敗や3連敗もあり、波の大きい18試合となった。特に前からマンツーマン気味にハメてくる相手に苦戦したり、ゴール前で守備をセットした状態でも組織を乱されて失点を喫したりする場面が目立った。松本も得意としているタイプの相手ではないが、横内 昭展監督は「ここでまたそういう相手と当たるのは、僕らにとってありがたいこと。ぜひそういうチームを破って来季につなげなければならない」と意欲的だ。
松本は直近の第18節・福島戦で90分勝利を収めれば順位を6位に上げられたが、3-3となり、3試合連続で臨んだPK戦に敗れて7位にとどまった。前線からのプレッシングの掛かりが良くなく、クロスから失点を喫するなど、今季ワーストの3失点。石﨑 信弘監督は「今日は前から後ろまで問題が多々あった」と振り返った。福島戦では、今季5得点5アシストをマークしている
村越 凱光が出場停止だったが、それが明けて復帰が見込まれるのは好材料だ。
プレーオフラウンドは90分で決着しない場合、PK戦の前に延長戦が設けられている。どちらも90分で勝ち切りたいところだが、どんな形であったとしても、勝ち上がることがこの試合最大の目的になる。
[ 文:佐藤 円 ]