また、総得点では熊本が1位、藤枝が2位ということで、攻撃力のある質の高いサッカーを見せているチーム同士の見ごたえのある戦いも期待できる。直近6試合で比較すると、藤枝が5勝1敗(13得点/9失点)、熊本が4勝1分1敗(14得点/7失点)。得失点差では熊本が優位だが、勝点では藤枝が上回っている。
その要因の1つに、藤枝は最近の5勝のうち3つが逆転勝ちと勝負強さが出てきていることが挙げられる。相変わらずセットプレーからの失点は多いが、秋本 倫孝がケガから復帰して守備が安定し、2トップの大石 治寿と吉平 翼も好調なので、接戦になれば勝てるという自信が出始めている。
もちろん熊本としても、首位・秋田を追走していくためには負けられない一戦。大木 武監督のサッカーが浸透して結果にも結びついているので、そのアグレッシブなスタイルを今節も存分に発揮してくるはずだ。その意味では、石﨑 信弘監督が作り上げてきた攻守のバランスがとれたサッカーとの真っ向勝負も非常に楽しみになる。
[ 文:前島 芳雄 ]


