口火を切ったのは前田 龍大。岡澤 昂星と山内 寛史が連動したプレスで奪ったボールを詰めた。その後はセットプレーから2発。さらにはドリブラーの島村 拓弥が巧みなステップでネットを揺らすと、前田のその日2点目も生まれた。最後は後半アディショナルタイムに出場し、ファーストタッチでJ初ゴールを決めた近藤 蔵波が締めた。
エースの藤尾 翔太がトップチームに引き上げられて以降、一時はシュートもまともに打てなかったチームだが、山内が1トップで先発した明治安田J3第16節の富山戦以降、潮目が変わった。前線で起点を作り、守備にも奔走する背番号31に引っ張られる形で2種登録の前田や新保 海鈴が躍動。攻撃の形を手にした。もっとも前節も、守備では課題のセットプレーから再三、ピンチを招いており、大勝に浮かれることなく、今節も引き締め直して試合に入る必要がある。
一方、前節は鳥取に2-1で競り勝ち、今季二度目の連勝を果たした今治。今節は、今季初の3連勝が懸かる。これをモノにし、上位に食い込んでいきたい。
[ 文:小田 尚史 ]