今治は昨季、J3昇格初年度ながらリーグ終盤まで昇格争いに絡む躍進ぶりを披露した。ゆえに今季はライバルチームからの見方も変わってくることは言うまでもないが、チームの中軸である楠美 圭史は「僕らのチャレンジャーとしての気持ちは変わらない」と戦うスタンスを変えず、堅実に歩み続けることでJ2昇格を目指すとアピール。チームは就任2年目となるリュイス プラナグマ監督の下、昨季の主力をほぼ残留させた上で、若手有望株やルーキー6選手を加えて新シーズンに臨む。
一方、熊本は昨季、順調に白星を積み重ねるなど昇格候補の筆頭格に挙げられながら、シーズン後半に大失速。昇格を逸す悔しいシーズンとなってしまった。その屈辱を晴らすべく今季は、谷口 海斗、石川 啓人、中原 輝ら昨季の攻撃の軸がチームを去ったものの、ベテランGKの佐藤 優也を加え、大卒6人を含む計9人のルーキーを一気に迎え入れた。大木 武監督体制2年目の成熟に、若さと勢いも武器に加えて昨季のリベンジを狙う。
[ 文:松本 隆志 ]