6月9日に行われた天皇杯2回戦で、長野はJ1王者・川崎FにPK戦の末に敗戦。富山も浦和に0-1と敗れたが、両者とも最後まで強豪を苦しめた。
長野は勢いそのままに、前節・鳥取戦で8-1と記録的大勝。2ゴールの森川 裕基ら3選手が今季初得点を決めた。これまで出場機会の少なかった選手も台頭し、横山 雄次監督が掲げる『全員戦力』というコンセプトが表れていた。また、9試合で1得点と苦しんでいた三田 尚希が、ハットトリックを達成。2年連続2ケタ得点のエースが、復調の兆しを見せたのは大きい。
一方の富山は前節、熊本を相手に1-1のドロー。連勝は『2』でストップしたが、7試合連続で負けがない。石﨑 信弘監督体制1年目で、着々とJ2復帰に向けて歩みを進めている。
長野はアウェイでの公式戦3連戦を終え、ようやく本拠地に帰ってくる。長野Uスタジアムでは昨季の第30節・今治戦以来勝てていないが、チームは勢いを取り戻しつつある。多くのサポーターの前で、今季初の連勝とホーム初勝利をつかみたいところだ。
[ 文:田中 紘夢 ]

