鹿児島は昨季、ホームで5勝2分7敗と負け越し、優勝争いに絡めないまま7位に甘んじた。今季はJクラブ初采配となる大嶽 直人氏を新監督に招聘。前線からプレスを掛けて高い位置でボールを奪い、得点力を高めるサッカーを目指す。昨季チーム内得点王の米澤 令衣、唯一の全試合出場だった中原 秀人らに、Jリーグでの経験が豊富な木村 祐志、ロメロ フランクらベテラン、圓道 将良、渡邉 英祐ら大卒ルーキーが加わった。
2月の藤枝とのトレーニングマッチでは新旧の戦力が融合し、「やりたいサッカーが体現できた」と大嶽監督は手ごたえをつかんだ様子。新加入にして主将に抜擢された広瀬 健太は「自分たちのやりたいサッカーで開幕ダッシュできるようにしたい」と意気込む。
いわきは昨季のJFLを制して、Jリーグへの扉を開いた。J3初陣となる今季は村主 博正監督が就任し、「90分間止まらない、倒れない」フィジカルの強さを前面に押し出し、日本のフィジカルスタンダードを変えると高い志を掲げる。鹿児島としても油断ならない相手であり、アウェイに臆することなく、初白星を目指す。
[ 文:政 純一郎 ]
