自在の戦い方で勝点を上積み。3バックと4バックを併用して試合の中で切り替える。同じ降格組の相模原を4-1で破った前節は[3-1-4-2]、[3-5-2]、[3-4-2-1]と、試合の中で3種類の表情を見せた。
根底にあるのは「相手がイヤがることをする」という考え方で、今節も[4-1-2-3]を組む宮崎の手薄なエリアを狙ってくるだろう。得点ランキング首位に躍り出た高卒2年目のストライカー・横山 歩夢には宮崎が警戒網を張り巡らすはずだが、それを突破できるかどうかがカギになる。
宮崎は対照的に、百戦錬磨のストライカーを真ん中に据える。元日本代表・工藤 壮人だ。卓越した戦術眼を生かした駆け引きの巧みさは健在で、自身初となるJ3でも4試合2得点。松本の若き俊英との“ストライカー対決”にも注目が集まりそうだ。
加えて宮崎は、初めて乗り込むサンプロ アルウィンの雰囲気にどんな影響を受けるか。J3では規格外の熱気に包まれて奮起する可能性もあるため、どう転ぶかは分からない。
[ 文:大枝 令 ]
