松本は明治安田J3第6節・岐阜戦で1失点したのを最後に、3試合連続でクリーンシートを記録。大野 佑哉と常田 克人を軸とした4バックが集中を切らさず、ハイパフォーマンスを出しているのが大きい。それまでは毎試合ゴールを割られていたものの、ぴたりと水漏れが止まって守備が安定。よほどのことがない限り、大崩れすることはないだろう。
対する今治も直近5試合でわずか1失点と堅守が光る。首位・鹿児島と激突した前節こそ0-1で敗れたものの、それまでは4試合連続の無失点。複数失点を喫したのは第4節・北九州戦(0●3)のみで、総失点数もリーグ2位タイの『7』。こちらも瓦解することは考えにくい。
どちらのFWがより決定的な仕事をするか。松本は横山 歩夢がU-19日本代表に招集されて不在。好調の田中 パウロ淳一や故障明けのルカオらに期待がかかる。対する今治はチーム得点王の中川 風希のほか、清水から育成型期限付き移籍で加入した千葉 寛汰が早速お目見えするかどうか。
堅守を打ち破る一撃が出た側に、勝利の女神はほほ笑むだろう。
[ 文:大枝 令 ]
