そんな中、2週間の中断期間を利用して髙﨑 康嗣監督は攻撃時に人数をかけ、もう一歩前に向かう姿勢を徹底させた。その結果、前節の福島戦では、激しいデュエルからチャンスをいくつも作り、シュートも14本放つ多彩な攻撃を見せた。今季ここまで失点3という福島の堅い守備は崩せずスコアレスドローとなったが、チームの勢いが垣間見えた試合だった。
一方の長野はここまで、得失点差+1(12得点・11失点)という出入りの激しいゲームを続けている。前節・岐阜戦ではリードしつつも、後半アディショナルタイムで同点ゴールを決められ、第7節・鹿児島戦以来の勝利をつかむことができなかった。
お互いにスッキリと勝ち切れない試合が続いている。しかし、指揮官はどちらも理論派として知られているだけに、繰り出される戦術の綾も見逃せない要素だ。まずは先制点。そして、試合の締め方がカギを握る。
[ 文:高浜 確也 ]


