富山がクラブ新記録となる6連勝を目指し、隣県のライバル・長野とぶつかる。リーグ戦通算対戦成績は富山の5勝4分6敗とほぼ互角。昨季も1勝1敗だった。そのスコアを見ると、長野が勝った明治安田J3第12節が4-0、富山が勝った第18節が3-0で、どちらも先取点を境に流れが一気に傾いて点差が広がった。先取点の行方とその後の展開から目が離せないカードだ。
富山は前節、終了間際に大野 耀平が決勝点を挙げ、1-0で沼津を下した。大野は負傷明けで8試合ぶりの出場だったが、大仕事をいきなりやってのけた。今季すべて途中出場ながら6試合で4得点を決め、切り札として際立つ存在感を放っている。4試合連続無失点の堅守と、大野をはじめとするFW陣の決定力で今節も勝ち切りたい。
長野は前節の八戸戦を2-1で競り勝ち、6試合ぶりの白星をつかんだ。こちらも船橋 勇真が9試合ぶりに復帰したのが明るい材料だ。船橋は昨年10月、今節と同じ会場で当時所属していたYS横浜に富山戦初勝利をもたらす得点を挙げており、持ち味の攻撃参加に期待がかかる。厚みのある攻めでゴールをこじ開け、第6~7節以来の2連勝を達成できるかに注目しよう。
[ 文:赤壁 逸朗 ]