前々節・愛媛戦、北九州戦と、鹿児島は元J2勢を相手に苦戦。首位であるがゆえにサッカーを研究され、持ち味を封じられる厳しい戦いとなった。北九州戦では先制されるも、得点ランキング上位に名を連ねる米澤 令衣と有田 光希の“AY砲”がさく裂し、鮮やかな逆転勝利を飾った。
また、北九州戦ではロメロ フランク、広瀬 健太といった柱となる選手を欠いた中、トップ下には牛之濵 拓、CBには井原 伸太郎が入り、途中出場の山本 駿亮らの活躍も目立つなど「誰が出ても同じ強度のサッカーができる」(大嶽 直人監督)ことを証明してみせた。「目の前の一戦一戦に全力を尽くす」(大嶽監督)姿勢もブレない。
一方の福島は、明治安田J3第9節・鳥取戦での勝利を最後に勝星がない。開幕当初は上位争いをしていたが、10位まで後退した。ただ、前節・富山戦では6連勝中の相手に先制されながらも、橋本 陸のゴールで同点に追いつくと、以降は優位に試合を進めてドロー。富山の7連勝を阻んだ。「まずは失点をなくすことにフォーカスしたい」と橋本。その上で勝機を見いだし、首位・鹿児島から7試合ぶりの勝星をつかみたい。
[ 文:政 純一郎 ]
