7月最後の明治安田J3第19節・鹿児島戦まで、藤枝はクラブ記録の6連勝を達成。7月の月間優秀監督賞に須藤 大輔監督、『2022明治安田生命Jリーグ KONAMI月間MVP』に久保 藤次郎が選出された。だが8月に入って、前々節の沼津戦が台風の影響で中止となり、前節・岐阜戦は22分まで戦ったところで雷雨による中止。今後の日程がハードになることを考えても、昇格のためにホームで絶対に勝っておきたい一戦だ。
もちろん、いわきとしてもいま最も勢いのある藤枝をここで叩いておけば、昇格へ前進することができる。7月から7試合負けがなく、富山と松本との上位対決をどちらも引き分けで乗り切ったあとは、八戸に5-0、福島に4-1で連勝して自信を深めており、モチベーションも非常に上がっているはずだ。
プレースタイル的にも、ボールを保持しながらゴールを量産する藤枝と、高いインテンシティーをベースに強烈なパワーとスピードでゴールに迫るいわきという対照的な両チーム。ただ、前線からの激しいプレッシングという面は共通点で、どちらが自分たちの強みで上回り、相手の良さを出させない戦いができるか。局面での激しい個のバトルも含めて、両チームのプライドを懸けた激闘を堪能できることは間違いないだろう。
[ 文:前島 芳雄 ]


