総失点19(1試合平均0.79点)でリーグ2位の少なさを誇る松本が、ホームで好調の鳥取を迎撃する。鳥取は総得点こそリーグ7位タイの34(1試合平均1.42点)だが、7試合連続で複数得点中。チーム全体として攻撃が右肩上がりになっている。昇格へ負けられない3位・松本がはね返すか、若き鳥取が勢いで突き破るか。激戦は必至だろう。
より多くの不安材料を抱えているのは、ホームの松本だ。チームトップの10得点を挙げてきた若きエース・横山 歩夢が前節・福島戦は不在だった上に、外山 凌と常田 克人が同時に累積警告で出場停止。2人は左サイドで連係を高めていた間柄で、外山は6ゴールと得点源にもなっていた。常田を欠く最終ラインの構成も含め、どのような出方になるか注目が集まる。
ましてや相手は勢いのある鳥取。前回対戦、松本は終盤に防戦一方となり、あわや黒星になってもおかしくないスコアレスドローとなった。今回は特に最終ラインの面々は、守護神・ビクトルに救われた前節のパフォーマンスを見直しながら対峙することになるだろう。
鳥取は金 鍾成監督が「常に攻め続ける姿勢、選手たちの認識がこの結果につながっている」と分析するように、アグレッシブな戦いが際立つ。高卒ルーキーの髙尾 流星や4試合連続ゴール中の石川 大地ら好調なアタッカー陣が襲いかかる。
[ 文:大枝 令 ]
