鹿児島の開幕戦。昇格組のFC大阪に開始2分で先制され、あわや完封負けを喫するかと思われたが、89分に広瀬 健太がCKを直接頭で押し込んで同点に追いつく。その2分後には薩川 淳貴が勝ち越しゴールを決めて、劇的な逆転勝利を収めた。試合の入りで見られた集中の欠如や、開幕戦独特の難しさで受け身になってしまった反省はあるが、「最後まで走り切れて、あきらめない気持ちを示すことができた」(大嶽 直人監督)。
今治には因縁がある。ホームで迎えた昨年8月の明治安田J3第22節。大量の新型コロナウイルス感染者が出てスクランブル態勢だった今治に、インディオ(今季からマルクス ヴィニシウスに登録名変更)のハットトリックなど、4失点を喫して敗れた。優勝、昇格争いの渦中にいて、「モノにしていればシーズンを通しての結果も変わっていた」(中原 秀人)一戦を落とし、最終的に勝点差1でJ2昇格を逃した。その借りを返し、ホーム連勝ではずみをつけたい。
今治は今治里山スタジアムのこけら落としとなった前節、攻守にアグレッシブなサッカーを繰り広げ、中川 風希のゴールで勝利した。昨季よりグレードアップした攻守の力をアウェイでも発揮し、連勝を飾りたい。
[ 文:政 純一郎 ]
