長野は前節、愛媛相手に1-1のドロー。74分に原田 虹輝が先制点を決めたが、土壇場の90分にCKから追いつかれた。シュタルフ 悠紀監督が「決定機の数でいえば、プランどおりにできた」と話すように、相手ゴール前への進入こそできていたが、先制後は愛媛の波状攻撃を受けて失点。宮崎との開幕戦と同様、守勢に回る時間は少なくなかった。
今季の長野は守備時にブロックを敷き、攻撃への余力を残す策を立てている。自陣で我慢を強いられるのは想定内だが、奪ったあとのカウンターやビルドアップは発展途上。劣勢の際に押し返す力が欲しいところだ。
一方の奈良は勢いを増している。松本との開幕戦では地力の差を見せつけられて0-2で敗れたが、前節は八戸に先制を許しながらも、浅川 隼人が同点ゴールを決めて1-1とドロー。前半はビルドアップがうまく機能しなかったものの、後半からギアを上げて多くのチャンスを作り出した。チームとして着々と自信を深めており、今節こそJ初勝利を挙げられるか。
[ 文:田中 紘夢 ]

