ホームの松本は7勝4分7敗の10位で、首位・愛媛との勝点差は『10』。J2復帰に向けて、早くも正念場を迎えている。3連勝のあとに4試合勝ちなしと再びブレーキがかかっており、直近2試合はともに終了間際の失点で連敗中。セットプレーなどでスキを突かれて勝点を落としている。
霜田 正浩監督はそこを乗り切る要素として、「勝負強さ」を打ち出す。シュートブロックで体を張ること、少しでも足を伸ばして先にボールに触ること、相手に足を振らせないこと。従来の松本が大切にしていたルーツの部分をあらためて強調し、試合をきっちりクローズすることを求めた。
対する八戸も、前節は90分以降に2失点して首位・愛媛に逆転負け。90分にCKから同点ゴールを許すと、90+1分にはバックパスが乱れたところを奪われて逆転を許した。石﨑 信弘監督は「残念なのはセットプレーからの失点。同点になってから、自分たちのミスから失点。本当にもったいないゲームだった」と話す。
辛酸を舐めた経験を生かし、勝点3に昇華させるのはどちらか。スキを見せなかったチームに、勝利の女神はほほ笑むだろう。
[ 文:大枝 令 ]
