長野は前節、奈良に0-2と敗戦。真夏の15時キックオフという過酷な環境下で、前線に本職ではない池ヶ谷 颯斗と宮阪 政樹を並べる“奇策”に出たが、結果は実らず。前半は守備が機能不全に陥り、完全に崩されて失点。後半にも直接FKを沈められた。
直近2試合で7失点。リーグワーストタイの41失点と苦しむ中、クラブは大きな決断に至った。シュタルフ 悠紀監督を解任し、髙木 理己監督が新たに就任。今季途中まで今治を率い、上位争いに踏みとどまった闘将に命運を託した。守備の立て直しは急務だが、新指揮官はあくまで「守備ではない。プレスして、ボールを取って、攻めていく」と攻撃の姿勢を強調する。それが首位・愛媛に通用するか。
一方の愛媛は11試合負けなしで、2位に勝点7差をつけている。前節は讃岐に2点を先取されながらも3発逆転。ここまで挙げた13勝はいずれも1点差で、勝負強さは健在だ。
前回対戦は1-1のドロー。長野が先制するも、愛媛が終盤に追いついた。J3唯一の“オレンジダービー”は、今節で決着がつくだろうか。
[ 文:田中 紘夢 ]

