長野は前節、松本との“信州ダービー”に0-1で敗れた。前半から自陣に押し込まれる展開。なんとか無失点で折り返し、後半頭に盛り返すも勢いは続かず、終盤にFKから決勝点を許した。今季はダービーで公式戦2連勝を挙げていたが、最終戦で初黒星。音泉 翔眞は「3つ勝てば歴史に残ったと思う。なんとしても勝ちたかった」と肩を落とした。
一方のFC大阪は前節、岐阜と1-1で引き分けた。こちらも前半は主導権を握られ、防戦一方。それでも粘り強い守備で耐えると、60分に田中 直基が先制点を決める。この1点を守り切るかに思われたが、土壇場の88分に追いつかれた。
昇格に向けて手痛いドローとなったが、2位との勝点差は『6』に縮まった。田中は「前向きに、ポジティブに、もう勝っていくしかない」と顔を上げる。逆に長野は昇格レースから脱落。ここからは『PRIDE OF NAGANO』というスローガンに立ち返り、長野の誇りを懸けて戦う。置かれた状況は違えど、互いに負けられないことに変わりはない。
[ 文:田中 紘夢 ]

