沼津は昨季、J2クラブライセンスが交付され、シーズン終盤まで昇格争いにも絡んだが、最終的には明治安田J3で13位と悔しい結果に終わった。それでも、就任1年目の中山 雅史監督の下、“超攻守一体”というアグレッシブなスタイルを貫いたシーズンは、チームとしての成長を実感できる1年だった。
今季もそのスタイルは大きく変わらない。その上で、プレシーズンの取り組みについて持井 響太は「(守備では)押し込まれていても失点しない、(攻撃ではゴールを)カウンターで奪い切る、そういった勝負強さをトレーニングマッチで出せた」と手ごたえを口にする。揺るがないスタイルに、いかに勝負強さを伴わせていけるか。それが昇格への最大のテーマだ。
対する金沢は昨季、就任7シーズン目を迎えた柳下 正明監督の下、J2で最下位に終わり、長期政権の幕引きとなった。今季から指揮を執るのは伊藤 彰氏。中山監督とは、磐田時代に監督とコーチという関係性(伊藤監督、中山コーチ)だった。元同僚の指揮官対決にも注目が集まる。
[ 文:森 亮太 ]