ここまで危なげない戦いぶりで白星を積み重ねてきたが、前節は開始12分で2失点。今季初めてビハインドを背負う展開で自慢の攻撃陣が封じられる形となり、無得点のまま試合を終えた。
イーブンスコアでは光っていた守備の手堅さも、リードを許すと「自分たちのやりたいゲームの流れにできなかった」(白井 達也)と、崩れたゲームプランを立て直せない課題が浮き彫りになった。いったん勢いが止まったいま、求められるのはどういう状況でも対応できる試合巧者らしさ。中3日で前節の敗戦をどのように教訓として生かしてくるかが見ものである。
北九州はリーグ戦で勝利がないが、ここまで対戦してきた相手は上位チームが多い。得点力不足は否めないものの、複数失点は一度もなく、前節は高い攻撃力を誇るFC大阪を無失点に抑えるなど守備力の高さが光っている。北九州同様に守備力の高さを誇る今治とのゲームは、ロースコア必至の守備戦が予想されるが、焦れずに戦うことで勝機を見いだしたい。
[ 文:松本 隆志 ]
