前々節に行われた前回のホームゲーム、高知に0-5とまさかの大敗を喫した。守備に手ごたえを得ていた矢先の、ショッキングなスコア。そこから選手・スタッフそれぞれが問題点を洗い出しながら、再びファイティングポーズをとった。
それを示したのがまず、中3日でJ1新潟を迎えたJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦。0-2で敗れはしたものの、好パフォーマンスを発揮した6人を中3日の前節・讃岐戦でスタメンに抜擢した。
このうち1トップの田中 想来と3バック中央の二ノ宮 慈洋、同左の松村 厳はプロ入り後リーグ戦初先発。いずれものびのびとプレーし、とりわけ田中 想来はリーグ戦初得点を含む2ゴールと大きな役割を果たした。
守備も二ノ宮 慈洋らが奮闘してクリーンシート。フレッシュな力で暗雲を振り払い、意気揚々とホームに戻る。
迎える相手は2位の栃木C。左右のウイングを起点に鋭くアグレッシブな攻撃を繰り出す。守備に基軸を置く今季の松本は、まず幾重ものフィルターをかけて強みを封じ込められるか。
初対戦――ではない。栃木Cが前身の栃木ウーヴァFCだった時代、2010~11年のJFLで顔を合わせている。14年のときを経て、Jリーグの舞台で再会。両者とも当時とは趣が異なるかもしれないが、互いに譲らない一戦となるのは同じだろう。
[ 文:大枝 令 ]
