リーグ前半戦を終えるよりも、一足先に“仕切り直し”を迎えた奈良。小田切 道治新監督がベンチ入りした前節・鳥取戦では
川谷 凪のJリーグ初ゴールと、GK
岡田 慎司が「一番前に立つ(百田)真登から、フィールドの選手全員が体を張ってくれた」と評した守備によって、1-0で5試合ぶりに勝点3を積んだ。
ダリオコーチが中心となってけん引し、中2日が続いた公式戦3連戦は、フィジカルにもマインドにも難しさがあっただろう。ただ、ここから再出発して上位へ向かおうという強い意志が見えた3連戦の最後には、その意志を結果に結びつけて勝利を収めるなど、手ごたえを得てまた一回り大きくなった。今節からの2戦は、3位以下から頭1つ抜け出して自動昇格圏内につけるチームとの対戦になる。現状を打開していく材料にするには、この上ない機会だ。
今節、ロートフィールド奈良に乗り込んでくるのは2位の栃木C。アウェイゲームとなった前節・金沢戦では先制を許すも、
平岡 将豪と
田中 パウロ淳一のゴールで2-1とし、2連勝。勝点1差で首位の背中を追っている。
2019年から2シーズン奈良でプレーした
宇都木 峻は、2023年に栃木Cに加入し、そこから2年連続の昇格劇に貢献。昨季はJFLでベストイレブンも受賞した。前節はメンバー外だったが、Jリーグの舞台で初となる古巣戦を迎えられるかにも注目だ。
[ 文:前田 カオリ ]