宮崎は中断期間明けの8月で3連勝を果たしたが、上位陣も好調だったため順位は5位のまま推移。そして迎えた前節・栃木SC戦は、22分の
武 颯の退場によって1人少ない状況での戦いを強いられた。劣勢の中でも
橋本 啓吾の先制ゴールと、
阿野 真拓の1点差に詰め寄る得点はあったが、最終的に2-3で敗戦。J2昇格プレーオフ出場圏内には踏みとどまったとはいえ、順位は6位に後退した。リーグ戦も残り12試合となる中、今後はいかに勝点を取りこぼさない戦いができるかが重要になる。
一方、遠いアウェイの地・宮崎に乗り込んでくる八戸は、8月の3試合で1勝2分とやや足踏みしたものの、前節は最下位・沼津を相手に1-0で勝利を収め、連続無敗記録を『13』に伸ばした。着々と首位固めを進めている中、やはり特筆すべきは失点数16という守備の強固さだ。パワーむき出しのサッカーという印象もあるが、失点数10点台は明治安田J3では唯一。堅い守備の維持は優勝・昇格に向けての大きなポイントとなるだろう。
両チームとも、最後まで走り切るハードワークが信条。その中で
橋本 啓吾を中心とした攻撃力を生かしたい宮崎と、先制してきっちり守り切りたい八戸の戦いは、“矛と盾”がキーワードになりそうだ。
[ 文:高浜 確也 ]