栃木Cは前節、ホームで高知と対戦し、バスケス バイロンの2ゴールなどで3-0の快勝を収めた。前々節には上位のFC大阪に零封負けを喫していたが、「絶対に連敗はしない」(岡庭 裕貴)というチームの意志を反映する、前へアグレッシブな戦いによって悪しき流れを断ち切った。
また、ここ数試合で失点が増えていたチームにとって、13試合ぶりとなる無失点で終えられたこともポジティブな要素だ。どの相手にも得点を奪える攻撃力はあるだけに、このまま失点にも気を配りながら残り10試合を戦い、接戦をモノにしていきたいところだ。
今節は前節に続いてホームで戦えることも大きい。ホームでしっかりと2連勝をつかみ取り、自動昇格圏にいる八戸や鹿児島にプレッシャーを掛けたい。
一方の鳥取は前節、ホームに群馬を迎え、普光院 誠の2ゴールなどで3-1と快勝。5試合ぶりの勝利で順位を10位まで浮上させた。
戦いぶりも密度が濃かった。全体的に相手ボールに対するプレッシャーの強度が非常に高く、奪ったボールを多数のチャンスにつなげられていた。「強度高く練習に取り組むことができていて、ボールへプレッシャーに行く距離や強度で、一人ひとりの幅をどんどん広げていこうとしている」とは富樫 佑太の言葉。やるべきことに自信をつかみ始めているチームは、J2昇格プレーオフ圏内入りをまだまだあきらめていない。今節はアウェイでチームの進化を示し、連勝をつかんで上位を猛追したい。
[ 文:鈴木 康浩 ]

