栃木SCは前節、アウェイで金沢と対戦。“バトル合戦”に懸命に身を投じたものの、2失点を喫して敗れた。同じくプレーオフ進出を目指すライバルに屈し、最後の1枠となる6位との勝点差は『4』に広がった。
勝つことだけを考えて臨んだ大一番で敗戦を喫し、試合後の選手たちはうなだれていた。しかし、その中で青島 太一は「ここで何かを緩めてしまったら、今年1年間積み上げてきたものが台無しになってしまう」と悔しさを我慢するように次を見据えた。まだ選手たちはファイティングポーズをとり続けている。
他チームの結果次第にはなってしまうが、まだプレーオフ進出の可能性はある。現実的にその望みをつなげるためには、勝利が必要。ホーム最終戦となる今節で強固なリバウンドメンタリティーを示し、勝点3に昇華させることができるか。
一方、アウェイに乗り込む12位の鳥取は、目下3連勝とここに来て状態を上げている。前節はプレーオフ進出を目指す北九州に対し、富樫 佑太が前半だけで3ゴールを決めて勝ち切った。失点も少なくないが、直近2試合で合計7ゴールを挙げるなど、ここまで丹念に取り組んできた攻撃の形が結果に表れ始めている。
鳥取は前節から北九州、栃木SC、奈良と、いずれもプレーオフ進出を狙うチームと対戦する日程となっており、その行方を左右する立場にある。上位につける相手を下して連勝を伸ばすことで、力をつけていることを示したい。
[ 文:鈴木 康浩 ]

