前節、鹿児島と引き分けたものの、2勝1分で首位をキープする岐阜。今節は、1勝2分で同じく無敗を維持する栃木SCをホームに迎える。勝点7で4チームが並ぶ中、岐阜を首位に押し上げているのが得失点差の『+10』。高い得点力に加え、明治安田J3で唯一の無失点という守備力も光る。
ゴールを守るのは春名 竜聖。184 cmはチーム内のGK陣で最も小柄だが、優れたシュートストップと足元の技術を備える。年代別日本代表の守護神も務めた若きGKは、ホーム戦前に近所の神社へお参りするのが習慣で、前節は「徳を積んだおかげ」とばかりにポストにも助けられた。運も味方にして無失点を続けたい。

いまだ無失点。守護神として君臨する春名竜聖
対する栃木SCの注目選手は名願 斗哉。今季川崎Fから育成型期限付き移籍で加入したドリブラーは、チャンスクリエイト数でチームトップの数字を記録し、すでに攻撃の中心として存在感を放つ。彼が岐阜ゴールに迫るほど、栃木SCが優位に立つだろう。

ドリブルをする名願斗哉。彼がゴールに迫ればチャンスが生まれる
ともに天皇杯2回戦ではJ1クラブに1-3で敗れ、仕切り直しとなる一戦。リーグ戦無敗を維持する両者、先に相手へ土をつけるのはどちらか。
[ 文:斎藤 孝一 ]