グループステージ初戦のG大阪戦を、オルンガの長い足を生かしたゴールとGKキム スンギュの連続したファインセーブで勝利した柏は、この試合に向けてはターンオーバーが予想される。4連勝を飾っているリーグ戦は、ここ最近はおおむね固定したメンバーで戦ってきており、主力には休息を与えることになるだろう。4試合連発中のオルンガや攻撃の要である江坂 任、ボランチの大谷 秀和や最終ラインを支える古賀 太陽などは連戦が続いており、スキップする可能性が高い。それでも控えにはリーグ戦に先発していても遜色のない選手ばかりがそろう。CBには昨季チームを支えた鎌田 次郎と染谷 悠太のベテランコンビがおり、ボランチには指揮官からの信頼が厚い三原 雅俊や小林 祐介が準備。前線にも得点感覚に優れた呉屋 大翔がいる。試合に飢えたメンバーたちでグループステージ突破を目指して戦うこととなりそうだ。
ネルシーニョ監督はルヴァンカップの位置づけや試合への思いをこう語る。
「今季は不測の事態でレギュレーションは変わってくる。ただ、いろいろな変化がある中でルヴァンカップの戦いは優位にあると見ていて、1戦目のガンバ戦を勝利で終え、残りの2試合はホームでできる。公式戦ということとチームの底上げということを考えても非常に重要な一戦。これまでリーグ戦でも一丸となって戦ってきたが、ルヴァンカップでも総力戦で戦い抜くという姿勢は変わらない」 対する湘南は苦しい時間を過ごしている。リーグ戦では第6節・鹿島戦で今季初勝利を挙げ、浮上のきっかけをつかんだかと思われたが、そこから前々節・川崎F戦、前節・C大阪戦で2連敗。なかなかチーム状態が上がらない。コンペティションが変わることを前向きに捉え、この試合に勝利することでチーム全体の流れを変えたいところである。
7月18日に明治安田J1第5節で対戦したときには点の取り合いとなったが、柏が3-2で制している。そこから1カ月も経たないうちでの再戦と、お互いに戦いやすさと戦いにくさの両面があるだろうが、勝利を目指す気持ちは変わらない。
[ 文:須賀 大輔 ]
