
2026/9/29 (火) 19:00 KO
2回戦
入場者数: 2,260人
天候: 雨|気温: 19.9℃|湿度: 90%
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Jリーグ ヤマザキビスケット ルヴァンカップ1stラウンド2回戦、栃木C対広島。両チームはJリーグ公式戦で初めての対戦となる。
栃木Cは1回戦・八戸戦では、バスケス バイロンとトクマック グェンの2得点で下し、2回戦にコマを進めた。
今矢 直城監督が5年目の指揮を執る栃木Cは“アタッキングフットボール”を掲げ、超攻撃的なサッカーを展開する。先制点を挙げれば手を緩めることなく、2点目、3点目、さらには4点目、5点目と相手ゴールへ執拗に迫るスタイルで観衆を魅了してきた。
3年連続昇格を果たし、今季初参入した明治安田J2でもそのスタイルは健在だ。第8節終了時点で14得点、ゴール期待値ともにリーグ5位の数字を記録。[4-3-3]を採用し、前線の3トップが相手ゴールに鋭く迫る。
特に、今季はカウンターの鋭さとフィニッシュ精度の高さが際立っている。カテゴリーがJ2に上がったことで相手にボールを保持される時間が増えたが、逆にカウンターから一発で相手ゴールを仕留める場面も少なくない。
これまで主にSBで起用されてきた小池 裕太は、今季主にウイングとして起用され、走力とスピードを武器に相手の背後を突き、ここまでチームトップの3得点をマーク。西谷 和希は従来ウイングを主戦場としてきたが、栃木Cではインサイドハーフとして力を発揮し、2得点、1アシストで攻撃をけん引する主軸となっている。
この2回戦のキーマンとして挙げたいのは、トクマック グェンとバスケス バイロンの2人だ。1回戦でともにゴールを挙げた2人は同じウイングのポジションで激しく争い、チームに競争力をもたらしている。
広島戦では相手にボールを持たれる展開が予想されるだけに、出場機会があれば1回戦でゴールを決めたトクマック グェンやバスケス バイロンらのパフォーマンスが勝敗のカギを握ることになるだろう。
1回戦・八戸戦はゴールで存在感を示したトクマック・グェン
なお、栃木Cは直近の天皇杯2回戦・町田戦でも1-2で敗れながらも、攻撃性の高さを存分に示している。格上が相手となるこの一戦でもハイパフォーマンスを期待したい。
一方の広島はルヴァンカップ2回戦から、昨年の大会を制したディフェンディングチャンピオンとして登場する。3度目の優勝を目指し、初陣を迎える。
広島は今季から招聘したバルトシュ ガウル監督が率いる1年目のチームだが、チームづくりは順調そのものだ。リーグ戦は8節終了時点で3位。直近2連勝と好調を維持したままこの一戦に挑む。
現在、インターナショナルマッチウィークによりJ1が中断中のため、この2回戦にはリーグ戦の主力が多数出場する可能性もあるが、その中で注目したいのが加藤 陸次樹だ。熾烈なレギュラー争いの中でリーグ戦の全8試合に先発出場し、2得点・2アシストを記録。結果を求める姿勢が際立つ中、ここでもチームを勝利に導くプレーをつかみ取れるか。

リーグ戦全試合先発を続け攻撃のキーマン、加藤陸次樹(写真は2026/27 J1第5節・名古屋戦)
[ 文:鈴木 康浩 ]