2024/7/10 (水) 19:00 KO
3回戦
京都サンガF.C.
京都
3
-1
清水エスパルス
清水
入場者数: 4,269人
天候: 雨|気温: 27.1℃|湿度: 82%
京都が難所・アイスタを攻略。原大智の一撃が逆転への号砲に
清水エスパルス
--J1の相手とやってみて感じた違いは?まず結果として負けているので、これじゃダメなんだと思います。清水はいまJ2ですが、来年を見据えたときにこのままじゃダメだと強く思いますし、そもそもJ1に上がれることが決まったわけでもない。まずはいまを大切にやっていくだけです。 --3失点という結果。失点は必ずGKが絡んで起こる現象なので、やはり悔しいです。この悔しさは、試合のピッチでしか晴らせないと思っています。そのために、まずは日頃の練習からやっていくしかない。また明日から、全力で取り組むしかないです。 --後半、悪い流れが続いたが。ゲームを通して、ウチが保持する時間もあれば、相手が保持する時間もあります。相手のシュートが続いたからといって慌てることはないと思っていました。後半の立ち上がりのところで、できれば(失点)ゼロでいきたかったところをセットプレーでやられてしまい(※66分に失点)、流れも引き戻せないまま、失点を重ねてしまいました。チーム内の意思統一は見直せたのではないかと思います。
--ケガから実戦復帰した試合だった。負けてしまったことがすべてなので、しっかり勝ちたかったというのが一番の気持ちです。 --コンディションについて。ゲーム体力の面では、正直後半はキツい部分がありました。これはやりながら解決していくしかない問題ですが、最後自分がもう一歩寄せる、ラインコントロールを早くすることができれば、今日の失点もなかったのではないかと思っています。 --秋葉 忠宏監督からは「前後半で違った試合になった」という話があった。前半はコントロールできていた?前半は先制できましたし、攻め込まれてもブロックを組んで守れていました。ただ、後半は後ろに重くなり、ファーストDFが定まらず、自由にボールを動かされてしまった。もっとコンパクトにする、ファーストDFをハッキリさせるなど、後ろがやらなければならないことは多かった。このようなゲームをコントロールしていくのも、後ろの選手の責任です。しっかり見つめ直して、修正したいなと思います。 --リーグ次節・大分戦に向けて。もちろん自分は試合に出場したいですし、中3日しかないですが、しっかり調整をしていきます。もしチャンスがもらえたなら、勝ちを持ってこられるように頑張りたいです。
京都サンガF.C.
監督
天皇杯でミッドウィークの雨の中、京都からたくさんのサポーターが来てくれました。ずっと雨が降りしきる中で大変だったと思いますが、最後まで応援を続けてくれました。 前半は1点リードされましたが、焦らずに自分たちの戦術的な狙いや交代選手が機能しました。ここ最近では久しぶりに逆転勝ちできたのは、チームとしても自信になります。清水はいまはJ2で戦っていますが、間違いなくJ1の力があるチームとして準備してきましたし、選手もそのつもりだったと思います。自分たちの目指すサッカーで、天皇杯の火を消さないこと。今日はうまくいった部分と、まだまだな部分があります。試合への入り方などは、反省しなきゃいけません。 明日は移動だけにして(京都に戻ってからは)休みにします。次(リーグ次節)の浦和戦へ向けて、どうリカバーして、どうもっていくのか。そこにいまから切り替えていかなきゃいけません。中2日でしたが、(先週末のリーグ前節・福岡戦に続いて先発出場した)宮本(優太)と一美(和成)と平戸(太貴)は厳しい日程の中で非常に良い働きをしてくれました。週末の試合へつながる勝利でした。 --後半開始から同点に追いつくまで、前半以上に相手陣へ押し込んで攻めていた。ハーフタイムでどんな指示を送ったのか?相手ボールのときに、ウチの守備のスイッチが入る場面が少なかったので、まずそこを増やしていこうとしました。清水の陣形の中で、どこで時間を作って、どう飛び出すのか。そこを1つずつ選手と共有して後半に臨みましたが、選手はよく理解しながら、良いゴールが生まれたと思います。2-1の状況で、また守りに入って追いつかれそうな展開で3点目を取れたことは、チームとしての進歩です。今日は交代選手も含めて、また新しい発見があったかなと思います。 --交代選手の投入で、一段とギアが上がったのでは?安齋(悠人)が悪かったわけではないんですが(平賀)大空を1つ前に出して、前への推進力を保つ。中盤でボールを運べる選手を入れて、相手の[4-4-2]のブロックの中へ入っていくことは狙いでした。特に2点目や3点目は非常に良いゴールでした。セットプレーの得点が生まれたことも含めて、後半にギアを上げて逆転できることは、このチームに足りなかったものでもあります。それが今日は雨の中で実現できたのは、自信になります。 --経験の浅い喜多 壱也選手と松田 佳大選手の2人が組んだCBコンビについてと、今日は宮本選手にキャプテンマークを託したが。2人とも練習ではガムシャラでアグレッシブなプレーを見せてくれています。昨日の練習では少し思い切りの足りないところがあって、映像を見せながら「ミスを恐れずにやれ」ということを伝えました。2人ともコンパクトなラインを保ちながら、力のある相手に向かっていってくれたと思います。特に喜多はケガをして出遅れていましたが、去年もルヴァンカップで先発していますし、高卒1年目とはいえプロの中で磨けば光るポテンシャルを持っていると思います。松田 佳大も含めて、ウチは誰がレギュラーで誰がレギュラーじゃないというチームではありません。全員で競争できる機会がまた生まれたということは、うれしい悩みになると思います。 宮本は今週末の浦和戦が契約で出られません。CBもSBも高いインテンシティーでこなせる選手で、サンガを象徴する1人に育ってきていると思います。もっともっと上を目指して、チームを引っ張ってもらいたいなと思います。
清水エスパルス
監督
まずはこの平日の雨の中、われわれを信じて駆けつけてくれたサポーター・ファミリーに勝利を届けられなかったことが残念です。 試合に関しては、前後半でまったく違うチームになってしまいました。ハッキリ言うと、まだまだわれわれにはJ1で勝ち抜くだけの力がないと、力の差を見せつけられた印象です。 --前後半の違いはどこに感じた?前半1点をリードしていて、選手たちの心理的にも少し守りに入ってしまった部分があったのかもしれない。そういう心理が働いて、前への圧力や推進力が失われて、僕には消極的に見えるミスが増えていきました。2点、3点、4点と取るチームを目指していますし、「超攻撃的に」と言っている中で、もっとダイナミックにやっていかなければなりませんでした。追加点を取ること、ゲームをコントロールすることの使い分けをしようという話もしたので、賢く、したたかにやれるように取り組んでいきます。 --残るコンペティションはリーグ戦のみとなった。今日、J1のチームから示された基準に対して、残るリーグ戦で必ずそれを超えなければなりません。まずは4日後に大分さんとの試合が待っています。今日示された基準、アウェイで出ている課題などを踏まえて、短い期間でできる準備をします。そして、必ず昇格する、そしてJ1でも勝ち続けるという意識とレベルを持ちながら、一日一日必死にやっていかなければならないと思っています。
京都サンガF.C.
FW 31
平賀 大空
自分の得点で勝ちたいと思っていたので、それを実現できたのは良かったです。欲を言えばGKに触られずに決めたかったので、そこの質は上げていきたいです。(GKが)止め切れなかったのは、雨の影響もあったと思います。得点はおそらくスローインの守備からでしたが、(自身がパスを受けて)狭いエリアでも前を向いてゴールへ向かっていくことがこの舞台でもできたことは、成長かなと感じています。 --リーグ戦から選手が替わる中で連係をとる難しさもあったと思うが。試合への入り方はあまり良くなくて、そこからセットプレーで失点してしまいました。でも、チームとして慌てることなく戦えたのは逆転できた要因の1つです。もしチームがリーグ前半戦の連敗中のような状況なら、あの状況で焦っていたかもしれませんが、最近は勝点を積み重ねられているので、その自信が良い方向に出たのかなと思います。 前半はチームとしてのプレスがうまく掛かっていなくて、フリーで相手に蹴らせてFW(ドウグラス タンキ)に収まっていたけれど、後半は僕が前から寄せたりと一歩早くプレスに行けて、相手にアバウトなボールを蹴らせることで(喜多)壱也たちが競り勝つ回数が増えて、セカンドボールを拾うこともできました。 --中盤でスタートして、後半開始から前線の左サイドへポジションを上げたが。途中から中盤をやることはあったけれど最初からやるのは初めてで、守備のところで難しさがありました。自分としては、もう1つ前のポジションで広い視野を確保したほうがやりやすかったので、よりゴールに近いポジションで自分の特徴を出せたのかなと思います。Jリーグでも出場機会をもらっているので、試合に出るだけじゃダメなのは分かっています。前線の選手として期待されているので、今日は結果を出せて良かったです。ゴール前の局面を変えることができる選手、自分で得点を取れてアシストもできる選手になりたいです。そういう意味で前回(先週末のリーグ前節・福岡戦)はアシスト、今回はゴールと結果を残せたのは良かったです。
DF 4
松田 佳大
天皇杯という一発勝負の舞台で勝てたこと、そういう結果を得るという経験ができたことがとても大きいと思います。 --マッチアップした相手FWはフィジカルが強かったが。自分としてもどう対応しようかと考えながら、前半が終わってしまいました。もう少し、そういうところへの対策をしていく必要があります。J1のFWが相手だと、そこへボールを入れられて一発でやられる……という経験もしてきました。そういう相手を抑える役割で今日も出場しているので悔しい部分と、まだまだできるんじゃないかという未来への部分が見えました。後半は全員で集中して戦えました。ただ、最終ラインとしてはラインコントロールなどの課題が若干ですがあったので、改善していかなきゃいけません。 --CBでコンビを組んだ喜多 壱也選手は今季初先発。京都U-18から昇格1年目の彼をリードする役割もあったと思うが?常に声をかけていましたし、今日出た課題というのは次に直せると思います。公式戦では初めてコンビを組みましたが、僕としては頼もしかったですし、僕自身もより成長するために引っ張っていけるようにしたいです。 --リーグ戦で自身が先発したときはチームとして守備がうまくいっていなかったが、今日久しぶりに先発してみて、チームとしての守備をどう感じたか?全体が連動できていて、安定していたと思います。一方で、全体が連動するために(個人のところで)1つ遅れたらいけない、という使命感もあります。それを感じながらやれているのは良いことだと思います。