2点を挙げた藤岡浩介。チームに勝利を、自身にタイトルを
夏のような強い陽が差し込む沖縄の地で迎えた今季最終節。前半風上の琉球は、
富所 悠のFKから
藤春 廣輝がミドルシュート。さらに藤春は最前線に近い位置で攻撃姿勢を保ち、厚みを加えた。
対する岐阜も、J3得点王を狙う
藤岡 浩介が積極果敢にボックス内へ進入してシュートを重ね、古巣対戦の
寺阪 尚悟もオーバーラップを仕掛けてチャンスメークした。
スコアレスで迎えた後半、アウェイチームが牙を剥く。「狙いどおりだった」(天野 賢一監督)と、ミドルサードでボールを奪ってカウンター。
北 龍磨のパスを受けた藤岡がゴール右スミへ対角線上にグラウンダーのシュートを決め、岐阜が53分に先制する。さらに藤岡は57分、
西谷 亮からのパスをボックス内中央で受けると、GK
東 ジョンとの1対1を制して追加点を奪った。
追う琉球は、開幕前の負傷でリハビリに時間を費やした
福村 貴幸が、62分から今季初出場のピッチへ。攻撃にアクセントを加えたが、最後までゴールは遠く、岐阜が勝利を収めて8位でフィニッシュ。2得点の藤岡は
マルクス ヴィニシウス(今治)と並び、19ゴールで得点王を獲得した。今季限りで金 鍾成監督が退任する琉球は14位でシーズンを終えた。
[ 文:仲本 兼進 ]
FC琉球
DF 14
鈴木 順也
38分の1で片づけられない特別な思いで今日の試合に臨みましたが、結果も内容的にも厳しいゲームをしてしまったことは今年の僕らを象徴しているかなと思います。準備のところであったり、試合に対する気持ちの部分であったりと、まだまだ足りていないし甘いなと。だからこの順位にいるんだと思います。DFだからいいというわけではなく、チャンスだと思えば自分からもどんどん攻撃参加しようと考えていたし、少しは厚みを出せたかなとは思いますが、ゴールまでつなげられなかった。自分のところでもっとできたんじゃないかなって思います。
MF 10
富所 悠
最後の最後にやっていても観ていても面白くない試合をしてしまったなと感じています。モチベーションが低かったわけではないし、「しっかり最後までやろう」と選手同士話し合って気持ちをそろえていましたが、単純に戦術のところやおのおのの技術の部分が相手よりも至らなかったかなと思います。実際対策されていたところもあります。 個人的にはチャンスにあまり顔を出せなかったし、ボールもなかなか来なかったし、呼び込めなかった。なぜなのかと言われるとそこの部分はサッカーをやっている限り一生の課題でもあるので、考えを止めずに追求し続けたいなと思います。