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【第85回天皇杯4回戦:C大阪vsHonda FC レポート】Honda FCの粘りに苦しめられたC大阪、PK戦を制して辛くも勝利。(05.11.03)

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11月3日(木・祝) 第85回天皇杯 4回戦
C大阪 1-1(4PK1) Honda FC(13:04/長居2/2,823人)
得点者:15' 古橋達弥(C大阪)、20' 新田純也(Honda FC)
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「J1のチームとJFLのチームが対戦するような、こういう戦いは難しいもの。J1リーグとはまた違った難しさがある。グラウンドの状態も悪くて、ボールが走りすぎた感じもあった」。C大阪のファビーニョは試合後、疲れた表情で話した。現在絶好調のスーパーボランチにとっても、いつもと違う環境はプレーしづらかったようだ。そして、ピッチ以上に手を焼いたのが、相手の気迫あふれるプレーだった。

 C大阪は、出場停止のFW西澤明訓と、負傷欠場の左サイドの徳重隆明、GKを除き3日前の鹿島戦と同じメンバー。リーグ戦では11試合負けなしと好調を維持するチームを極力変えたくなかったのだろう。が、立ち上がりから積極さを見せたのは、Honda FCのほう。前線からのプレッシャーは早く、中盤ではファウルをいとわない厳しいマークを見せた。7分には宇留野純がシュート、GKがファンブルしてDFがクリアで逃れるきわどいシーンも見られた。

 しかし、先制したのはC大阪。前半15分、右FKを古橋達弥が直接叩き込んだ鮮やかなゴールだった。古橋の古巣への「恩返しのゴール」(Honda FC・吉澤英生監督)で余裕が生まれたのか、その後しばらくはC大阪が支配し、自分たちのリズムにするかと思われた。結果的にはこの時間帯に追加点を奪えなかったことが最後まで響いた。
先制から5分後の20分、カウンター攻撃からHonda FCのFW新田純也がゴールをあげ、Honda FCが1-1に追いついた。中盤でマイボールにすると、すばやくサイドに展開、相手のウイングバックの裏を突いて中央に折り返す…試合中、再三見られた形での得点だった。

 その後はこう着状態が続いた。C大阪はなかなか攻撃の形が作れない。リーグ戦で見られる、1トップに当てて展開し2列目、3列目の選手が絡む分厚い攻撃や、局面を変えるサイドチェンジもほとんど見られなかった。相手GKの好守もあって、ゴールを奪うことができなかった。後半に入った69分には、Honda FCの田阪祐治が2度目の警告を受けて退場。数的有利となったC大阪が勝負をつけるかと思われたが、前後半90分を終えても1-1のまま。
 延長戦に入ってからは一方的にボールを支配するものの、決め手を欠いた。裏を返せば、Honda FCの選手たちがそれだけ粘りを見せたということ。試合後、C大阪サポーターから相手を称えるコールが聞かれたのはその証拠だろう。

 PK戦は、1人目が外し、3人目がGKに止められたHonda FCに対し、C大阪は4人が続けて決めて4-1と接戦にけりをつけた。
「トーナメントの大会に、4回戦から入っていくのは難しい」と話したC大阪・小林監督は、「(12日の)東京V戦に向けて、メンタルと戦術について修正していきたい」と課題をあげた。
苦しみながら、ともかく結果を残したC大阪。リーグ戦から続く無敗を途切れさせなかったことは大きい。「今日の試合の中で修正すべきところは直して、体もしっかりケアしてリーグの残り5試合にすべて勝つつもりでやっていく」と、C大阪・布部陽功。気持ちはリーグ終盤戦、激しさを増す優勝争いに切り替えられていた。


以上

2005.11.03 Reported by 横井素子
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