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【2006FIFAワールドカップTM ドイツ大会 選出メンバー記者会見】鹿島:柳沢敦選手、小笠原満男選手のコメント(06.05.15)

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●柳沢敦選手
「今回、1ヶ月くらい前から怪我をしてしまいまして、非常に厳しい状況のなかで希望をもちながらリハビリを続けて、最後まで諦めずに頑張ってきた結果、メンバーに選ばれることになりまして、非常に嬉しく思っています。これから向こうで、結果を出すということが一番大切な部分になってくるので、本番に向けて最高のコンディションをつくって良い結果が出せるよう頑張りたいと思います」

●小笠原満男選手
「選ばれた選手とその他スタッフの皆さんと一緒に、良い結果が残せるよう頑張りたいと思います」


−質疑応答−

Q:選出おめでとうございます。お二人に質問があるのですが、柳沢さんは怪我の治療をしているあいだ、余計な考えを一切省いて治療に専念したいとおっしゃっていましたが、実際に選ばれるまでどれくらい不安がありましたでしょうか?
あと小笠原選手は、前回大会は出場時間が限定されていて不満が残ったと思います。今大会にかける意気込みをお願いします。

柳沢選手
「怪我に関しては自分自身でも骨折とわかった部分があったので、どれ位かかるものなのかというところから、不安というのが非常に大きかったのですが、チームドクターの関先生がレントゲン写真を見て「これだったら、折れてる場所が良かったから、もしかしたら間に合うかもしれないよ」という一言で、僕自身もそれを聞いた瞬間にワールドカップを諦めないという気持ちになりましたし、なんとか最後までやろうという気になったので、そこからは変な不安とか、変な情報も入れないようにして、とにかくリハビリに専念していくことだけを考えていました」

小笠原選手
「先程言われたとおり、前回大会はメンバーに入ることはできましたけど、出場機会はほとんど無いなかで、すごく自分のなかで悔しい思いがありました。今回はそういう思いをしたくないんで、チームのために一生懸命やって、みんなで喜べる結果にできればいいなと思います」

Q:ドイツの舞台で、自分のプレーのどういうところを出していきたいとお考えでしょうか?

柳沢選手
「いちばん大きく期待されているのはFWとしての得点だと思いますので、勝つためには得点が必要なので、一番求められているところを自分自身も求めていきたいと思います」

小笠原選手
「僕も前目のポジションなので『ゴールに絡みたい』という気持ちはありますが、自分のそういう思いよりも『チームのために』という思いで、一生懸命やりたいと思います」

Q:柳沢選手にうかがいます。前回のW杯が終わってからのこの4年間をどのような思いで過ごされてきましたでしょうか? また個人として、代表チームの一員としてのターニングポイントになるものがあったら教えてください。

柳沢選手
「前回は2002年の日韓のときは、先発で出場する機会を与えられて、そのなかではある程度できたという部分と、先程言った「ゴール」という望まれているところを果たせなかったという意味では、自分自身悔いが残った大会でした。日韓W杯を経て、いろいろなことにチャレンジする機会がありまして、ひとつはイタリアに行ったことだったり、そういうチャレンジを繰り返してきたことで、少しでも成長してこれたと思うので、その結果をドイツ大会で出せたらいいなと思っております。
ターニングポイントというのは特にありません」

Q:小笠原選手に質問させてください。今年に入って代表の試合は7試合すべてに出場して、フル出場も5試合という状況ですが、この4年間では試合に出られない時期もあったと思います。そのときのお気持ちと、そこから自分をどうやってコントロールしてきたのかをお聞かせ下さい。

小笠原選手
「やはり(試合に)出れたり出れなかったりという長い期間があり、すごく悔しい思いをしたのは事実ですが、それは自分の力不足というところもあったので、(試合に)出たときに結果を出そうという思いで一生懸命やってきました。もちろん鹿島でのプレーは大事ですけど、自分の中で一番印象深いのはバーレーンで行われた試合で、急遽、小野選手の怪我によって出ましたけど、ゴールという大事な結果を出してチームが勝てました。急に出ることになりましたけど、いつ(試合に)出ても良いように準備して、結果を出せるようやってきたことが実行できた試合だったと思います」

Q:小笠原選手に質問です。小笠原選手は地元岩手でこれまで出会った指導者に対しての気持ちをお聞かせ願いたいというのと、岩手でも小笠原選手みたいになりたいという夢をもった子供たちがたくさんいます。そういった子供たちにどんなプレーを見せたいか、お聞かせ下さい。

小笠原選手
「岩手に住んでたとき、小学校、中学校、高校、とそれぞれ3つのところでサッカーをしましたけども、それぞれの指導者には感謝していますし、いまの自分があるのもその方のおかげだと思ってるんで本当に感謝しています。その人たちのためにも、あと応援してくれる方もいると思うので、そういう人たちのためにもピッチに立って、良いプレーをして、そういう姿を見せたいと思います」

Q:柳沢選手にお聞きします。今回の代表選出は、日本中の方が大変喜んでいると思いますが、富山の方も喜んでいます。富山のファンに向けてメッセージをお願いします。

柳沢選手
「富山の方は非常に熱狂的なんで、いつもどこにいてもその熱狂ぶりというのは伝わってきますし、そういう方々が喜んでいる姿というのは僕自身も嬉しいので、良い結果を出すことが一番大事だと思っているので、がんばります」

Q:お二方にお聞きします。2002年の前回の代表と変わったところがあればお聞かせ下さい。

柳沢選手
「監督が代わればそれぞれの考え方がありますし、いろいろなやり方があると思うんですけど、代表チームの責任だったり、チーム全体が目指す部分、勝利というものをとらえに行くための戦術だったり、そういった意識の部分ではなんら変わりがないと思います」

小笠原選手
「いちばん変わったのは監督かと思います」

Q:ジーコ監督はアントラーズとも関わりが深くて、日本の代表チームで一緒にやってきたわけですが、もう少し監督についてお聞かせ下さい。

柳沢選手
「ジーコ監督に対しては、入団当初からアントラーズで一緒に仕事をさせてもらっているので、監督が考えるスピリットだったり、サッカーに対する姿勢だったり、そういう部分ではすべてを僕自身は知っていると思います。逆に僕自身のプレーも知られているのでごまかしがきかないなという思いがありました。サッカーに対して真面目に取り組んで、努力したものが上に立てるというシンプルですけど非常に大事な部分を、繰り返し繰り返し言ったり行動したりする監督だと思います」

小笠原選手
「僕自身もこの鹿島アントラーズというのはジーコがつくってきたチームで、そのチームに在籍して、多くのものをジーコから吸収してきたと思うし、いまは代表チームもそうですけど、ジーコがつくってきたチームでやってきたということで、やり方はよくわかっていると思うのでやりやすさはあります。ジーコと一緒にW杯に出られるということを、すごく楽しみにしています」

Q:鹿島アントラーズではゲームキャプテンをつとめられて、ポジションとしてもボランチをすることが多かったと思うのですが、そのあたりで精神的に、またプレーの部分で、幅が広がったということはありますでしょうか?

小笠原選手
「キャプテンをやらせてもらったことに関しては非常に良い経験ができたと思います。いままでは自分のことを考えがちでしたけど、チーム全体のことを考えながらやらなきゃいけないということを常に頭で思いながらやっていました。どこが変わったかといえばよくわからないんですけど良い経験はできたと思います。ボランチをやったことに関しては、チームでも代表でもそうなんですけど、いま中盤がわりと流動的にやっているので、時にはオフェンシブな人がボランチの位置まで下がったり、逆もあったりということで、そういう動きをつけるという意味で、両方やれたというのは良かったんじゃないかと思います」

Q:いつもホームで応援してくれている鹿島市民へ、メッセージをお願いします。

柳沢選手
「プロになってからの経験というのは、ほとんどがこの鹿島での経験ですし、このスタジアムでこういう会見ができるというのも非常に嬉しく思っています。支えてくれた鹿島の方々や鹿島に対して感謝の気持ちで一杯ですし、なんとか鹿島の代表として良い結果が出せるようにドイツでも頑張りたいと思います」

小笠原選手
「ドイツに行ける方には行ってもらって、行けない方でもテレビで見てもらって、サッカーのおもしろさというものを伝えられれば良いんじゃないかと思います」

Q:小笠原選手に質問です。対戦国それぞれのイメージと対策を。それと、W杯で勝ち抜いていくために、頭に描いている一番大事なことはなんでしょうか?

「対戦国についてはあんまりよくわかんないんですけど、相手を気にするよりは自分たちのチームをレベルアップさせることが大事だと思うんで、相手よりも自分たちのことをしっかりやれればいいと思います。一番かわからないですけど、チームとしてひとつにまとまるということが大事だと思うので、みんながチームのためにという思いを持ってやることが大事かなと思います。それぞれがバラバラだと意味がないし、サッカーというのはチームスポーツなので。ジーコがよく言いますけど「ひとりがみんなのために、みんながひとりのために」そういう気持ちでやれば、勝っていけると思います」

Q:アントラーズサポーターに一言メッセージをお願いします。

柳沢選手
「とにかくアントラーズの代表として、日本代表チームで戦ってきます。ぜひ良い結果が出せるようにがんばります」

小笠原選手
「W杯でみなさんがまたサッカー熱を取り返してカシマスタジアムに足を運んでくれるような、そういう印象のある大会にしたいと思います」



以上
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