9月7日（日） 2008 ヤマザキナビスコカップ
大分 1 - 0 名古屋　（18:00／九石ド／20,371人）
得点者：49' ウェズレイ（大分）
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●ストイコビッチ監督（名古屋）：

「今日はハードな内容であった。結果はこういう形となってしまったが、負けには値しないプレーはした。選手もしっかりやってくれたし、私は誇りに思っている」

Q：守備に人数をかけてくる大分に対して、どう攻めようとしましたか？
「大分はすべて守備に回っていた。我々にとっては得点することが一番大切であった。第1戦が1−1と芳しくない結果であったので。ただ今日はとても得点することが難しかった。もう少しで上（決勝）に進出できたが、今日は決定力が足りなかったということをお見せしてしまった」

Q：巻や吉田を前線に入れてパワープレーにしたが、どうしても攻撃するスペースがなくなってしまい、機動力を発揮しづらくなってしまった。これは仕方のないことだったのですか？
「うちには得点が必要だった。あの形にしたのは、大分が全員引いていたのでうちも前に人数をかけるしかなかった。パワーをつぎ込んだが、得点できなかった。うちは意図して左右からクロスを入れていったが、適当なクロスが上がらなかった。うちにとって重要なポイントは、玉田がいなかったことだ。彼がもし入っていたら、違った結果になっていたのかもしれない。今は彼なしの布陣、チームは考えられない」

Q：残念な結果になってしまったが、ただ過去2年チームはヤマザキナビスコカップで1勝もできなかったことを考えると、今年はある程度の結果を残すことができたのではないですか？
「ここまで来たことは誇りに思う。これまでヤマザキナビスコカップでもいいサッカーをして、楽しいサッカーをしてきた。我々のスタイルでプレーした。ただ結果が出なかっただけです」

Q：これまでの今季の敗戦と違い、今日はほとんど良さを消されてしまっての敗戦でした。ある意味、監督人生初めての経験だとは思いますが、そこから何か感じることはありますか？
「このままスタイルを変えずに続けるだけということ。精神的にも何も変えたくはない。今日は負けてしまったが、私の中ではサッパリしている。今日の大分とうちの一番の差はウェズレイがいたか、いないか。うちには彼はいなかった。これも1つの現実です。ただ敗戦したとしても後悔はない。前向きにとらえていきたい。スタイルを変えないことが我々のチームにとって一番大切。次はJリーグに集中したい」

以上