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【J2:第10節 岐阜 vs 鳥栖】プレビュー:『外弁慶』脱却へ!岐阜よ、前節の収穫と反省を生かし、足場を固めたアタッキングサッカーを見せてくれ!(09.04.25)

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4月25日(土)J2 第10節 岐阜 vs 鳥栖(13:00KICK OFF/岐阜
スカパー!生中継 Ch183 12:50〜(解説:小島宏美、実況:松井秀、リポーター:桑原麻美)
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前節、好調・湘南を相手に、アウェイでの2-2の同点劇。終始押し込まれる苦しい試合展開ではあったが、逆転されても果敢に攻め続け、相手ゴールを脅かし続けて、最終的には価値あるドロー。貴重な勝点1を掴んだだけなく、片桐淳至、交代出場の佐藤洸一のFWがゴールを決めたことが何よりも大きな収穫だった。

ただ、手放しで喜んでいいわけではない。この試合、岐阜はサイドのバランスの悪さを突かれて失点した。湘南は岐阜の左サイドを徹底して突いてきた。目をつけたのは、サイドハーフとSBの間のスペース。バランス感覚に優れ、オーバーラップは機を見たタイミングで仕掛けてくる左SB秋田英義に対し、攻撃的な左サイドハーフの高木和正。そして自由に前線に飛び出していく永芳卓磨のバランスが崩れたときこそ、狙い目であった。
この3人のバランスが取れているときは、岐阜のプレスがはまり、中盤が活性化できている状況を示す。しかし、一度このバランスが崩れると、中盤やサイドの裏に広大なスペースが生じ、そこを有効活用されてしまう。湘南戦はまさにそれが如実に表れた試合であった。

それだけに鳥栖戦は、前節の勢いを生かすと同時に、MFラインとDFラインに頻繁に生じる歪を修正して臨まないといけない。ポイントとなるのが、永芳と右SBの橋内竜真、秋田のポジショニングだ。永芳は岐阜の攻撃のコンダクターとして、非常に重要な役割を担っており、彼の攻撃的に自由なプレーこそ、中盤の活性化につながっている。しかし、ボランチパートナーの菅和範がサイドに引っ張り出されたり、食いついたときに中途半端なポジショニングを取ってしまうときがある。そこでいかに両サイドバックのポジショニングを見て、ポジション修正が出来るか。特に鳥栖にはこのギャップをしたたかに狙ってくるMF島田裕介、高橋義希というタレントがいる。ここに細心の注意を払わないと、大きな代償を負ってしまいかねない。

両SBもボランチのバランスを見ての、ポジション修正が求められる。ステイすべきなのか、高い位置に張り出すべきなのか、中へ絞ってバランサーとなるべきか。ここの判断がより求められてくる。特に右SBは島田とマッチアップするだけに、より高い意識が求められる。
非常に細かいことであるが、ここを修正すれば、持ち前の岐阜の攻撃力を全面に打ち出したアタッキングサッカーを展開できるはず。片桐、佐藤というFW陣が結果を出しただけに、より細部での高い意識が勝利につながる大きなポイントとなる。
対する鳥栖は、いまいち波に乗り切れていない。前々節は開始8秒で退場者が出た東京Vにシュートを14本も放ちながらも、0-2という敗戦。前節も熊本との九州ダービーにオウンゴールで0-1と破れた。失点数は岐阜に次ぐワースト2位の13失点。エース島田は現在2得点、3アシストと、チーム総得点の8点のうち5点に絡むなど、好調を維持しているだけに、守備の建て直しが必須となる。

鳥栖にとっては3連敗を避けたい一戦。岐阜にとってはこれ以上、昨年同様に『外弁慶』と言わせないためにも、アウェイで掴んだ勢いを着実に力にして、ホームで勝点3を掴みたい。やるべきこと、意識を高めるべきところを整理し、忠実に実行する。ホームで足場をしっかりと固めた上での岐阜のアタッキングサッカーが堪能できることを、大きく期待したい。

以上

2009.04.24 Reported by 安藤隆人
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