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【ヤマザキナビスコカップ C大阪 vs F東京】プレビュー:公式戦最近3試合勝ちなしのC大阪とF東京が、長居にて今季2度目の直接対決。暗闇を抜け出すのはどちらか?!(13.04.10)

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ヤマザキナビスコカップ予選リーグBグループにて、勝点1の差で競り合っている4位C大阪(勝点4)と首位F東京(同5)が、今季、大阪長居スタジアムでの2度目の直接対決を迎える。どちらも予選リーグ残り3試合となっているため、1つでも勝ち星を積み重ねて、決勝トーナメント進出に弾みをつけたいところだ。

C大阪もF東京も、J1リーグ戦、ヤマザキナビスコカップをあわせた公式戦最近3試合では、1分2敗。得点数が2、失点数が4というのも共通。しかも、C大阪はミス絡みで、F東京はセットプレーから、「一瞬の隙を突かれた」ことで、直近のJ1第5節では惜敗した。ともに序盤戦のトンネルに飲み込まれつつあるなか、そこから抜け出すためにも、J1リーグ戦の狭間に行われるヤマザキナビスコカップの重要度は極めて高い。

約1カ月前の3月16日、J1第3節にて顔を合わせたときには、ホームのC大阪が山口螢のゴールでF東京に1-0と勝利( /jsgoal_archive/game/2013/20130100010620130316.html )。ただし、シュート数ではC大阪の8本に対して、F東京のほうが11本と上回っていた。今季からC大阪でプレーするF東京育ちの椋原健太も「対戦して改めて強いなと感じた」と、その試合後に言っていたように、結果がどちらに転んでもおかしくない内容だった。

舞台をヤマザキナビスコカップに移すが、ホームで再度勝利をものにしたいC大阪、前回のリベンジに燃えるF東京、どちらにとっても負けられない戦いとなるだけに、今回も拮抗した試合になるだろう。そのなかで、ポイントは、互いの持ち味でもある攻撃力。前述のように、最近3試合で2得点というのは、C大阪にとっても、F東京にとっても、寂しい数字だ。攻撃陣に優れたタレントを多く抱えるチーム同士だけに、彼らの奮起が求められる。

「チャンスというのはどの試合でも作っているが、求められるプレーからは程遠い」と懸念を抱くのは、C大阪のレヴィークルピ監督。とりわけ、まだゴールのない今季新加入FWエジノの爆発を、桜色のチームもサポーターも、今か今かと待ち望んでいる。「彼本来の力を考えると、まだまだ出せていない。もっと自分のプレーを出すこと。その時間をもっと増やさないと、彼に残された時間はそんなに多くないと思っている」と指揮官も厳しい見解を示し始めているだけに、この9番にとって、今回、大一番となることは間違いない。

一方のF東京では、こちらも今季の新戦力である、東慶悟に注目したい。予選リーグ第2節・鹿島戦でF東京での初得点をあげたものの、同第3節・名古屋戦ではPKを外して目前での勝利を逃し、悔しさにまみれた。J1第5節・大宮戦では、昨年まで在籍していた古巣に恩返し弾を放つことができず、シュートも0本で、途中交代。こちらも現状では苦しんでいる。J1第3節・C大阪戦の終盤のチャンスで、逆に反スポーツ的行為をとられて警告を受けたこともあり、そのときの借りを返す意味もこめて、長居の地でゴールを決めたいところ。38番の輝きを、青赤のサポーターも待っているはずだ。

15日間で5試合という過密日程の最中。特にC大阪は、先週1週間で、飛行機での往復を2度行うアウェイ2連戦を強いられたが、ここからの1週間では、今回のヤマザキナビスコカップも、週末のJ1リーグ戦も、ホームゲームで戦える。この地の利を活かして、C大阪が3月の勝負強さを取り戻せることができるか。それとも、2010年に続いて、F東京が長居でのヤマザキナビスコカップC大阪戦に勝利を収めるのか。両者の今後を占う意味でも、どちらも欲しいのは、勝点3だ。

以上

2013.04.09 Reported by 前田敏勝
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