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【J2:第2節 大分 vs 北九州】レポート:大分が490日ぶりのホーム勝利。消極的だった北九州は開幕2連敗(14.03.10)

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「内容より結果を求める」
ホーム開幕戦を迎え、監督、選手は何が何でも勝たなければいけない試合と位置づけた。昨季のホーム戦未勝利の屈辱は、ホームで勝たなければ晴らせないからだ。その思いは試合序盤から現れた。
ハーフラインから自陣10m付近の高い位置に最終ラインを設定し、前線は後藤優介がプレスのスイッチとなるべく、ボールホルダーにプレッシャーをかけ、2列目、3列目が連動する。ボールを奪えば小気味良くボールを動かし、パスを出したら足を止めずにポジションを移動。スペースがあればドリブルで突っかけ、ゴールが見えたらシュートを放つ。田坂和昭監督が継続して力を入れてきた「走りながらボールを動かしゴールに迫る」攻撃ができた。

ただ、ゴールは遠かった。14分にチェ・ジョンハンのクロスに後藤が合わせポストに弾かれる不運もあったが、ゴール前を固める北九州に対しポゼッションで上回るも攻めあぐねた。「素直にミドル(シュート)を狙い過ぎた。相手を誘い出したり、深く切れ込んでクロスを上げるなど工夫が必要」と末吉隼也が反省したように、アタッキングサードでの崩しにアイデアを欠いた。

後半は攻め疲れが懸念されたが、選手交代で活性化に成功する。68分に「ボールを保持していたがペナルティエリア内に進入できなかった。そこで高さを迫力がほしかった」と田坂監督はトップ下の木村祐志に替え、高松大樹を投入し2トップに変更する。この采配が的中し、前線にターゲットが増えたことでクロスが生きはじめた。71分には後方からのフィードに対し、高松、後藤、西弘則がペナルティエリア内に飛び込み、高松が相手DFに倒されPKを獲得する。自らPKを蹴り込み、ようやくスコアが動いた。その後は一転して相手のプレスに圧される場面が多かったが、無失点で逃げ切りに成功。試合の終わらせ方、優位に試合を進めながら1点しか奪えない決定力など課題は多いが、当初の狙い通り「内容より結果」を出し、490日ぶりのホーム勝利を飾った。

連敗スタートとなった北九州は消極さが目立った。「ゼロで抑えるプラン」(柱谷幸一監督)で試合に入ったこともあり、守備に重心を置き過ぎ、攻撃で物足りなさを感じた。特に前半は大分のゴールにボールを運ぶ回数が少なく、防戦一方だった。だが見方によれば「相手にボールを回させ試合をコントロールしていた」(前田和哉)とも言える。結果PKによる失点だけに抑えたのだから。
それだけに失点後、前線からボールを追いリズムを作った積極的な守備を早い時間帯からできていれば違った結果になっていたかもしれない。アディショナルタイムに見せた敵陣での守備から攻撃につなげたスタイルはひとつの光明だ。川島大地の放ったシュートは惜しくもポストに当たったが、失点してからの20分余りは今後に繋がる戦いだったと言える。

以上

2014.03.10 Reported by 柚野真也
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