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際立つ浦和の強さ 若手躍動の柏が勢いに乗る【マンスリーレポート(4月):明治安田J1】

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2016年5月2日(月) 17:20

際立つ浦和の強さ 若手躍動の柏が勢いに乗る【マンスリーレポート(4月):明治安田J1】

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際立つ浦和の強さ 若手躍動の柏が勢いに乗る【マンスリーレポート(4月):明治安田J1】
安定した戦いで4月のリーグ戦を無敗で終えた浦和。首位を走り、ACLではグループステージ突破を決めている。

浦和の強さが際立つ4月となった。第9節を終えて首位に立つ浦和はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)と並行して戦いながら、リーグ戦ではこの4月を4勝1分と無敗で乗り切り、ACLでは日本勢で唯一グループステージ突破を決めた。衰え知らずのハイプレスと質の高い前線の連動性が見事に機能し、まさに向かうところ敵なし状態。首位の川崎Fを下した第8節の戦いぶりは、1-0というスコア以上に相手を圧倒した内容だった。第9節の名古屋でも4-1と大勝を収めた浦和の勢いはとどまることを知らず、1stステージを無敗で制した昨季以上のパフォーマンスを示している。

浦和を追従する川崎F。大事な局面で決める大久保の決定力は大きな武器だ。
浦和を追従する川崎F。大事な局面で決める大久保の決定力は大きな武器だ。

ストップ・ザ・浦和の一番手は川崎Fだろう。前述した浦和戦には敗れたものの、続く第9節のG大阪戦では大久保 嘉人の一撃で勝利。中村 憲剛を軸とする攻撃は相変わらずの冴えを見せ、大久保もコンスタントに得点を重ねている。J1最多得点記録を162に伸ばした頼れるエースのパフォーマンスにも俄然期待が集まるなか、首位浦和にどこまでプレッシャーをかけ続けられるか。リーグ戦の盛り上がりを保つためにも川崎Fの戦いぶりは要注目だ。

2強に次ぐ3位の鹿島はここ2試合勝ち星から見放されており、やや失速気味。とはいえリーグ最少失点の堅守は保たれており、安定感は上位2チームにも引けを取らない。攻撃陣の出来次第では再び上昇気流を描くだろう。

4月に入り4勝1分けと絶好調の柏。伊東(右)や中川(左)といった若手の躍動が光っている
4月に入り4勝1分けと絶好調の柏。伊東(右)や中川(左)といった若手の躍動が光っている

4月の最大のサプライズは柏の躍進だ。スタートダッシュに躓きながら、4月の5試合は浦和と並ぶ4勝1分。現在4連勝中と今最も勢いのあるチームと言っても過言ではない。シーズン途中から指揮を執る下平 隆宏監督のもと、伊東 純也や中川 寛斗ら若手が躍動。鹿島を撃破した第8節に象徴されるように、ハードワークと鋭いカウンターを武器としたアグレッシブな戦いぶりが今の柏の最大の強みだろう。この勢いがどこまで続くのか。引き続きこのチームのパフォーマンスからは目が離せない。

大宮と磐田の昇格2チームも健闘を見せている。前者は2勝3分と無敗で4月を終えて5位に浮上。後者も広島を撃破するなど6位と上位争いに名を連ねている。大宮はホームで勝ち切れない試合が続き、磐田は第7節の横浜FM戦で大敗を喫するなどやや安定感に欠ける。とはいえ両者ともにJ1で結果を出すためのある意味潔い良い割り切りがその戦いから感じられ、チーム全体として同じベクトルに向かって突き進む団結力か感じられる。対戦相手に研究された際にどのように対処していくのかが、今後も上位を保つための最大のテーマとなるだろう。

ACL敗退が決定し、リーグ戦でも燻り続けるG大阪。復調の兆しを見せることができるか
ACL敗退が決定し、リーグ戦でも燻り続けるG大阪。復調の兆しを見せることができるか

浦和を除くACL参戦組はやや元気がない。それぞれの4月の成績を見ると、広島は3勝2敗、G大阪は2勝3敗、FC東京にいたっては1勝1分3敗でここ4試合勝ちがない状況だ。広島とG大阪はACLでの敗退も決定しており、昨季のJリーグチャンピオンシップを争った2チームの低調ぶりはやはり気がかり。いずれも優れたタレントと戦術を備えているだけに、これからの巻き返しが望まれるところだ。

下位に目を向けると、17位の福岡と18位の湘南が直近の第9節でようやく今季初勝利を挙げる一方で、16位の仙台はJリーグヤマザキナビスコカップを含め、4月の公式戦を未勝利で終えた。リーグ戦に限れば1分4敗。5試合で13失点と守備の崩壊が最大の原因だ。広島、G大阪、浦和と強豪との試合が続いたというエクスキューズがあるにせよ、持ち前の堅守が揺らいでしまっては低迷もやむなしか。堅守速攻という本来のスタイルに今一度立ち返り、好転のきっかけを手にしたい。

明治安田生命J1リーグ 1stステージ結果(4月)

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