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FOCUS POINT
ここに注目！

攻撃面に勢いが出てきた清水と
残留に向け復調の気配を漂わすＧ大阪が激突！

10位に留まる清水と降格圏に沈むＧ大阪。両チームともに苦しいシーズンを過ごしているが、地力を備えたチームなだけに、ここへきて徐々に調子を上げている。

清水は前節、柏との打ち合いを制して、3-2と勝利を収めた。エースのドウグラスを出場停止で欠くなか、竹内 涼、白崎 凌兵、河井 陽介ら中盤のタレントが積極的にゴールに迫り、アグレッシブな戦いを実現した。

直近の5試合は2勝1分2敗と5分の成績ながら、この間10得点と攻撃面に勢いが生まれているのは好材料。ドウグラスが復帰する今節は、攻撃にさらに迫力が生まれていきそうだ。課題の守備を上手く整えられれば、勝機はグッと高まるはずだ。

一方のＧ大阪は残留争いに巻き込まれており、いよいよ苦境に立たされている。それでも前々節に川崎Ｆ、前節には神戸を撃破して、2連勝。残留に向けて復調の気配を示している。

好転の要因は川崎Ｆ戦から採用した3バックへの変更だろう。これにより守備に安定感が生まれ、粘り強い戦いが実現できるようになった。前節は先制点を許しながらも崩れることなく、相手の隙を突いて逆転勝ち。勝負強さも蘇りつつある。もとよりタレントは揃うチームなだけに、ここからの巻き返しも十分に可能だろう。

7月に行われた前回対戦では、清水が2-1と勝利を収めている。北川 航也とドウグラスのFW陣が結果を出した清水に対し、Ｇ大阪もファン ウィジョが一矢を報いている。ともに質の高いストライカーを備えているだけに、激しい打ち合いに発展する可能性もあるかもしれない。

focus player
清水エスパルス　FW49ドウグラス
広島に所属した2015年に21ゴールを挙げて優勝に貢献。UAE、トルコのクラブを経て今夏に清水に加入すると、8試合で6得点とゴールを量産。高さとスピードを備えた左利きのストライカーは早くも攻撃軸となっている。
ガンバ大阪　FW11ファン ウィジョ
執念をむき出しにゴールに迫る韓国代表ストライカー。鋭いカットインからの強烈な右足シュートが武器で、労を厭わぬ前線からのプレスで守備でも貢献する。今夏に行われたアジア大会では9ゴールを挙げ得点王に輝いた。

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