「この内容で勝ちまで持ってこられたのはすごく大きいと思います。また、本当に勝ちながら成長したいという意味では、選手がよく頑張ってくれました。試合全体を通して重いゲームだったと思いますけど、やはりなぜ体が動くかといえばゴール。そして、何で止まるかと言ったら失点とかになると思う。そういう意味で言うと、自分たちが2点目を取ったことで3点目の勢いが出たと思います」(鬼木 達監督) 劣勢に立たされていても、1つのチャンスを生かしてゴールを奪って流れを掌握できる。それが今季の川崎Fの強さだ。広島も神戸のようにSBの背後を取り、激しいプレッシングでビルドアップを寸断しにくる可能性もあるだろう。短い準備期間ではあるものの、修正能力は各選手、チーム全体として持っている。自分たちに矢印を向けて、8月から続いていた13連戦の最終戦を勝利で締めくくりたいところだ。
川崎Fのホームスタジアムに乗り込むのが9位の広島。前節は清水と対戦し、ゴールラッシュで勝点3を積んだ。終盤に失点を喫したものの、エゼキエウ、ドウグラス ヴィエイラ、レアンドロ ペレイラ、柏 好文がそれぞれゴールを奪って快勝。また、3戦負けなしで連勝を『2』としている。良い流れのまま今節を迎えられそうだ。
「まずは失点をゼロにするために、僕だけの力ではなくチーム全体で体を張って守っていきたいと思います。もちろん相手の攻撃に警戒しますけど、自分たちの武器であるカウンターや、相手の攻撃の起点を作らせる前の守備で、圧力を掛けていければと思います」と大迫 敬介は対策を話す。
互いに勢いに乗った状態で激突する一戦。果たしてどちらが3ポイントを重ねるのだろうか。等々力陸上競技場で18時30分にキックオフする。
[ 文:高澤 真輝 ]


