ホームの京都は5勝1分11敗の勝点16で14位。前節・新潟戦は3-1で勝利。連敗を『6』で止め、9試合ぶりに勝点3を獲得している。アウェイで3万人を超える大観衆、さらにシント・トロイデン(ベルギー)へ完全移籍する伊藤 涼太郎の新潟ラストマッチという環境下で、豊川 雄太の2試合連続ゴールで先制しながら、同点に追いつかれる苦しい展開だった。しかし、そこで士気を落とさずに全員が前を向いて反撃の機会をうかがったこと、途中出場したパトリックが一美 和成のお膳立てを受けて2ゴールと活躍したことは、勝利という結果とともにチームの追い風となるだろう。
先週末のJリーグYBCルヴァンカップEグループ第6節・FC東京戦では、平戸 太貴に加入後初ゴールが生まれたものの、1-3で敗戦。グループステージ敗退が決まり、天皇杯も2回戦で富山に敗れたことで、今季はリーグ戦へ専念する形となった。リーグ戦とカップ戦で異なる選手を起用してきたが、ここからはリーグ戦が唯一の公式戦となり、ピッチに立つ権利を求めて熾烈な競争が繰り広げられる。チーム力を高め合い、リーグ後半戦での巻き返しを図りたいところだ。
アウェイの横浜FCは3勝4分10敗の勝点13で16位。前節・浦和戦はスコアレスドローに終わったが、連敗を『2』で止めて最下位から脱出した。押し込まれる時間では守備陣を中心に体を張って得点を許さず、攻撃ではゴールへ迫るチャンスも作った。終盤には浦和を押し込む展開へ持ち込み、四方田 修平監督も「最後はあともう一歩というところでした」と振り返っている。昇格組として序盤戦は苦しんだが、第11節・新潟戦で今季初勝利を挙げると、戦い方の変化や3バックへのシステム変更などもあり、J1でも戦えるようになってきた。
先週末のルヴァンカップCグループ第6節では、神戸に3-1で勝利。開始早々に先制点を奪われたが、山下 諒也の2得点で逆転して折り返し、後半にもマルセロ ヒアンがゴールを決めている。残念ながらグループステージ敗退となったが、2連勝で大会を締めたことは、リーグ戦へも好影響を与えるだろう。
第5節に行われた前回対戦は、京都が4-1で勝利。ホームの横浜FCが小川 航基のヘディングシュートで先制したが、京都がセットプレーから3得点を決めるなどして、逆転に成功している。横浜FCとしては、そこからの成長を結果で示して、約3カ月前のリベンジを果たしたいところ。京都は連敗中でもスタイルを曲げずに戦い、内容に一定の手ごたえがあったことを結果へと昇華させて、さらなる成長へとつなげられるか。前回対戦で、育成年代で過ごした古巣からゴールを奪った木下 康介は「今回も決めて、新潟戦の勢いを持って連勝を狙いたい」と話している。
試合はサンガスタジアム by KYOCERAで19時キックオフだ。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

