札幌は前節、アウェイで福岡に1-2で敗戦。立ち上がりからボールを動かしながら攻め込み、福岡の堅い守備と激しくやり合い続けた中で、31分にスパチョークの2試合連続となる得点で先制。その後も雨が降る難しいコンディションながら積極性を発揮していたが、後半途中にPKを失敗してしまうと、そこから福岡の推進力ある攻めに押し込まれ、立て続けに2失点。終盤はキム ゴンヒらを投入したが、相手の粘り強い守備に阻まれた。
この敗戦により、札幌は4試合未勝利に。リーグ上位の得点数が示すように、攻撃力は確かだが、失点数もリーグ上位となっており、勝利につなげることができていない。守備が頻繁に崩れているわけではないものの、強化が求められる。12日の天皇杯3回戦ではヴェルスパ大分に5-2で勝利しており、この勝利を浮上の契機としたいところだ。
一方、気温が高まってきた7月の札幌市内に乗り込む新潟は前節、ホームで神戸に0-1で敗戦。序盤に自陣でのパス交換が拙くなったところを奪われて失点を喫したが、そこからはホームの声援を受けながら、積極的に相手ゴールに迫る。中央からの突破を図ったり、相手を中央に集めたところでサイドに展開したりと多彩な攻めを演じたが、相手の強固な守備に上回られて得点には至らず、逃げ切りを許した。
新潟はここまで連勝こそないものの、今季からJ1に復帰したチームとしては悪くない戦いぶりを継続している。富山と対戦した12日の天皇杯3回戦は雷雨の影響により、延長戦途中に中止となってしまったものの、3得点を挙げており、好材料となり得る。
さて、そんな両チームの対戦だが、互いに攻撃的なスタイルとあって見ごたえのある一戦が期待できる。どちらもしっかりとボールを動かしながら相手陣に押し込み、コンビネーションを重視するスタイルなだけに、連動性のある激しい攻め合いが見られることだろう。そして、そうした相手に対して双方がどのような守備で封じにかかるのかという部分も興味深い。
試合は15日13時キックオフ予定だ。
[ 文:斉藤 宏則 ]